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写真の町・東川町が選ぶ5人の写真家たち!第41回「写真の町」東川賞受賞者が決定

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報道発表
プレスリリースより

北海道東川町が主催する第41回「写真の町」東川賞の受賞者が発表された。国内外の優れた写真家を顕彰するこの賞は、写真文化への貢献と育成を目的に1985年から毎年開催されている。

今年の受賞者は以下の5名だ。

海外作家賞には、リトアニアのアルトゥーラス・ヴァリャウガ氏が選ばれた。彼は社会的アイデンティティと時間をテーマに作品を制作し、リトアニアの歴史とソビエト時代の経験を軸に、現代のヨーロッパや世界におけるリトアニアのアイデンティティを問う作品が評価された。

国内作家賞は今道子氏が受賞。食材や花、昆虫を素材とした特異なオブジェを制作し、それを自ら撮影するという独自の手法で、虚と実が織りなす独特な美の世界を創り出している。

新人作家賞には鈴木のぞみ氏が選ばれた。不在や喪失をテーマに、写真が内包する「写らないもの」に着目した作品で注目を集めている。

特別作家賞は守屋友樹氏が受賞。「潮騒の部屋」シリーズなど、かつてあった景色や物、出来事を想起させる作品で高い評価を得た。

飛彈野数右衛門賞には、沖縄の土地闘争を記録した故・阿波根昌鴻氏が選ばれた。米軍基地拡張に対する非暴力の抵抗運動を写真で記録し、反戦平和の活動に生涯をささげた功績が認められた。

授賞式を含む「第41回東川町国際写真フェスティバル」は8月2日、3日に開催される。写真愛好家はもちろん、芸術や文化に興味がある方にとっても、見逃せないイベントとなりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000059574.html