人気作家・阿川佐和子さんの新作エッセイ集『だいたいしあわせ』が、2025年5月23日に晶文社から発売される予定である。全国12の地方紙で連載され、好評を博したエッセイを一冊にまとめた本書は、読者の心に寄り添う「心の湿布薬」として注目を集めている。

『だいたいしあわせ』は、阿川さんの日常のささやかな出来事を、ユーモアとペーソスを交えて描いた作品だ。料理、趣味、家族、初恋の思い出など、身近なテーマを通じて、人生の喜びや楽しさを伝えている。「セルフカット法」「愛しの君へ」「犬と過ごせば」など、バラエティに富んだ話題で構成されており、読者を飽きさせない工夫が施されている。

本書の特徴は、阿川さん自身が描いたイラストが随所に散りばめられていることだ。文章と相まって、より親しみやすく、温かみのある雰囲気を醸し出している。また、B6判変型上製で232ページ、オールカラーという豪華な装丁も魅力の一つだ。

阿川佐和子さんは、1953年東京生まれの作家・エッセイスト。『聞く力――心をひらく35のヒント』でミリオンセラー作家となり、数々の文学賞を受賞している。その軽妙洒脱な文体と鋭い洞察力で、多くの読者を魅了してきた。

『だいたいしあわせ』は、日々の生活に疲れを感じている人や、ちょっとした癒しを求めている人におすすめの一冊だ。阿川さんの「毎日楽しく過ごすコツ」が詰まった本書を読めば、きっと心が軽くなり、明日への活力が湧いてくるだろう。

本書は全国の書店やオンライン書店で購入可能。定価は税込1,760円。詳細は晶文社の公式サイトで確認できる。日常の小さな幸せを再発見したい方は、ぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000123287.html