人気テレビ番組「坂上どうぶつ王国」の感動エピソードが、ついに小説化される。集英社みらい文庫から5月23日に発売される『坂上どうぶつ王国 ノベライズ 保護犬・保護猫ストーリー』は、動物愛護に取り組む坂上忍さんの活動を中心に、心温まる6つの物語を収録している。

本書では、坂上さんが私財を投じて立ち上げた動物保護ハウス「さかがみ家」での実話をベースに、保護された犬や猫たちの感動的な運命が描かれる。ヤンチャ犬の文太くんや、FIPと闘った猫たち、人間嫌いだった猫のルビーちゃんなど、様々な境遇の動物たちが新しい家族と出会うまでの道のりが、温かな筆致で綴られている。

著者の内田八尋氏は、自身も保護猫活動に携わる作家。リアルな経験を活かし、動物たちの心情や、彼らを取り巻く人々の思いを丁寧に描き出している。本文中には番組の場面写真や撮り下ろし写真も掲載され、読者は物語をより深く体感できるだろう。

動物愛護への関心が高まる中、この小説は子どもたちに保護動物の現状を知ってもらう良いきっかけとなりそうだ。人間と動物の絆、命の大切さ、そして新しい家族との出会いの喜びなど、読者の心に響くメッセージが詰まっている。

『坂上どうぶつ王国 ノベライズ 保護犬・保護猫ストーリー』は、動物好きはもちろん、感動的な実話を求める読者にもおすすめの一冊。192ページ、税込803円で、全国の書店やオンラインストアで購入可能だ。動物たちの幸せを願う気持ちが込められたこの本が、多くの人々の心に寄り添うことだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000733.000011454.html