クマ財団、次世代クリエイター49名を支援!年120万円の奨学金で若き才能を育成
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クリエイティブな才能の育成に力を注ぐクマ財団が、2025年度の「クリエイター奨学金」第9期生49名を発表した。美術、音楽、建築など多岐にわたる分野で活躍が期待される25歳以下の学生クリエイターたちが選ばれ、1年間の支援プログラムがスタートする。
クマ財団は「創造性が共鳴し合う、世の中に」をビジョンに掲げ、2016年の設立以来、若手クリエイターの育成に取り組んできた。これまでの8期で計384名を支援し、今回の49名を加えると433名に上る。選ばれた奨学生たちには、年間120万円の返済不要の奨学金が給付される。
支援内容は金銭面だけにとどまらない。奨学生同士の交流を促す年間カリキュラムも用意されており、キックオフイベントや合宿「KUMA CAMP」を通じて、ジャンルを超えた刺激的な出会いの場が提供される。さらに、2026年3月には大規模な成果発表展が予定されており、1年間の創作活動の集大成を披露する機会が設けられる。
今回選ばれた49名の奨学生たちの専門分野は実に多様だ。絵画、彫刻、インスタレーション、音楽、映画、建築、ファッション、テクノロジーなど、現代アートのあらゆる領域をカバーしている。例えば、東京藝術大学の川上さわさんは「日記映画」という独自のジャンルに挑戦し、法政大学の比嘉光太郎さんはホラー・オカルト映画の制作とオカルト研究を融合させるなど、既存の枠にとらわれない創造性が光る。
クマ財団の取り組みは、若手クリエイターに経済的な支援を提供するだけでなく、同世代の才能との出会いや、作品発表の機会を通じて、彼らの創造性をさらに引き出し、育むことを目指している。この支援が、日本の文化芸術シーンに新たな風を吹き込み、世界に通用するクリエイターの誕生につながることが期待される。
クリエイティブ業界に関心のある方や、若手アーティストの作品に触れたい方は、クマ財団のウェブサイトで詳細を確認できる。2026年3月の成果発表展は、次世代の才能の競演が見られる貴重な機会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000023769.html