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ろう者と聴者が創る舞台の裏側!「黙るな 動け 呼吸しろ」トークイベントで明かされる創作秘話

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報道発表
プレスリリースより

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が主催する「TOKYO FORWARD 2025 文化プログラム」の一環として、ろう者と聴者が共に創り上げる舞台作品「黙るな 動け 呼吸しろ」が2025年11月29日に東京文化会館大ホールで上演される。この画期的な取り組みの創作過程を共有するトークイベントが、2025年8月31日に東京都美術館講堂で開催されることが決定した。

本作品は、ろう者と聴者それぞれにとっての「音楽」の本質を探究し、言葉や文化の違いを超えて創作されるオリジナルストーリーを、日本手話と日本語で上演する世界初演の舞台だ。トークイベントでは、長島確氏や牧原依里氏をはじめとする制作陣が、言葉や文化が異なるメンバーによる創作現場の様子や、これまでの経験を交えながら、舞台裏を語る。

イベントの後半では、ろう者と聴者、さらには多様な背景を持つ人々による協働の可能性についても議論が展開される。参加者との質疑応答の時間も設けられており、創作の裏側を知ることで、11月の本公演をより深く楽しむことができるだろう。

トークイベントは日本語と日本手話で実施され、手話通訳と文字情報保障も提供される。ろう者、聴者、難聴者を問わず、誰でも参加可能だ。参加費は無料だが、事前予約が必要となる。定員は200名で、申し込みはPeatixから先着順で受け付けている。

「黙るな 動け 呼吸しろ」は、ろう者とろう文化に対する社会的認知を高め、ろう者と聴者の相互理解を深めることを目的としている。この舞台作品とトークイベントを通じて、言葉や文化の壁を越えたコミュニケーションの可能性が広がることが期待される。

舞台芸術の新たな地平を切り開くこの取り組みに、多くの人々が注目している。言葉の壁を超えた表現の可能性を探る「黙るな 動け 呼吸しろ」の創作過程を知るこのトークイベントは、芸術や文化に関心のある人々にとって、見逃せない機会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000846.000038211.html