神奈川県が「手話」マークを大募集!条例10周年で新たな一歩、あなたのデザインが社会を変える?
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神奈川県が「手話」のシンボルマークデザインを募集している。これは「神奈川県手話言語条例」施行10周年を記念したもので、ろう者とろう者以外の人々をつなぐ架け橋となることが期待されている。
募集対象は神奈川県内在住・在学・在勤の方で、個人での応募に限定される。未成年者は保護者の同意が必要だ。募集期間は令和6年7月7日から9月16日まで。「手話がみんなの言葉」というコンセプトを表現したデザインが求められている。
審査は専門家によって行われ、採用作品は令和6年11月中に決定される予定だ。採用されたデザインは、県の手話事業を広報するウェブサイトやSNS、イベント、各種印刷物など、幅広い場面で使用される。
採用者には1万円分のQUOカードが贈呈されるほか、令和6年12月13日に橋本駅周辺で開催予定の記念イベントで紹介される機会も用意されている。これは単なるデザインコンテスト以上の意味を持つ取り組みだ。
背景には、令和6年6月25日に公布・施行された「手話に関する施策の推進に関する法律」がある。この法律では、手話を使用する人にとって重要な言語と位置付け、その習得や使用、手話文化の保存に関する施策を推進することが定められている。
神奈川県は、この法律の精神に則り、今後も手話を広める施策に積極的に取り組んでいく姿勢を示している。このマークデザイン募集は、その一環として位置付けられる重要な取り組みだ。
応募方法や詳細については、神奈川県のホームページで確認できる。この機会に、自分のデザインで社会に貢献できる可能性を探ってみてはいかがだろうか。手話の普及を通じて、互いの人格と個性を尊重し合える共生社会の実現に、一歩近づくかもしれない。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001094.000108051.html