静岡の花屋が10年越しの夢叶える!日本一のフローリストを決める「ジャパンカップ」制覇
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花の世界で最高峰の栄誉とされる「ジャパンカップ」で、静岡県の原健吾さんが見事優勝を果たした。10回目の挑戦で悲願を達成した原さんの快挙に、花業界が沸いている。
「JFTD花キューピット 2025フラワーデザインコンテストin福岡」が6月25日から26日にかけて福岡国際センターで開催された。このイベントの目玉である「2025ジャパンカップ」には、全国から選抜された88名のフローリストが参加。厳しい競技を勝ち抜いた原さんが、栄えある日本一の座を手に入れた。
今年のジャパンカップは、新たなルールが導入され注目を集めた。従来の事前準備型から、当日支給される材料で3時間以内に作品を完成させる形式に変更。この改革により、フローリストの即興力と創造性がより一層試されることとなった。
競技は「展示競技」「セミファイナル」「ザ・ファイナル」の3段階で行われ、各段階で選手たちの技術と感性が厳しく審査された。特に最終段階の「ザ・ファイナル」では、「2人の門出を祝う」というテーマのもと、70分という制限時間内でディスプレイを制作。選手たちは緊張の面持ちで作品に取り組み、会場は熱気に包まれた。
優勝した原さんは、「やっと獲れた。念願が叶った」と喜びを語った。10年に及ぶ挑戦の末の優勝は、まさに努力と情熱の結晶と言えるだろう。
同イベントでは、「花キューピットグランプリ」や「JAL CUP 2025」など、他のコンテストも同時開催。さらに、初の試みとして小学生を対象とした「ジュニアカップ」も実施され、次世代の花育成にも力を入れている様子が伺えた。
JFTDは今後、2026年の石川県開催、2027年の横浜国際園芸博覧会での開催を予定しており、フラワーデザイン業界のさらなる発展が期待される。花の魅力を世界に発信し続ける日本のフローリストたち。彼らの活躍が、私たちの生活をより豊かで彩り豊かなものにしてくれることだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000061245.html