家電量販大手のエディオンと、障がい者アートを支援するパラリンアートが手を組み、画期的なアートコンテストを開催する。テーマは「エディオンがつなぐ未来の家電と豊かな暮らし」。障がいのある方々の創造力と才能を引き出し、新たな可能性を切り開く取り組みだ。

このコンテストは、単なる芸術競技にとどまらない。エディオンが掲げる「お客様の豊かな暮らしを永続的に支える企業」というビジョンと、パラリンアートの障がい者支援の理念が見事に融合している。参加者たちは、家電を通じて生まれる明るく幸せな未来世界を、自由な発想で表現することが求められる。

応募資格は、パラリンアートにアーティスト登録している方、または登録条件を満たしている障がいのある方。年齢や経験は問わず、幅広い層からの参加が期待される。作品募集期間は2025年7月15日から8月15日まで。9月上旬には結果発表が予定されている。

注目すべきは豪華な賞金だ。金賞には10万円、銀賞8万円、銅賞5万円が用意され、入賞者4名にはそれぞれ3万円が贈られる。さらに特別賞として3万円が1名に授与される。入賞作品は、エディオン本社での展示やウェブサイトでの掲載も予定されており、アーティストたちにとって大きな飛躍のチャンスとなりそうだ。

パラリンアートは、障がい者の経済的自立と社会参加を推進する活動として知られている。アート作品を企業や個人に提供し、作者に報酬を支払うというユニークな仕組みだ。現在、約500名のアーティストが登録しており、その才能は多くの企業で活用されている。

このコンテストは、障がい者の才能発掘と社会参加の促進、そして企業のSDGs推進にも貢献する意義深い取り組みだ。エディオンとパラリンアートの協力が、障がい者アートの新たな地平を切り開くことに期待が高まる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000064050.html