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150年の歴史が詰まった一冊!立川市の貴重な写真集で「軍のまち」から「商業都市」への変遷を辿る

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報道発表
【新編立川市史 資料編 写真集】(プレスリリースより)

立川市が約50年ぶりに編さんした『新編立川市史 資料編 写真集』が話題を呼んでいる。この一冊には、明治時代から現代に至るまでの立川市の歴史が785点もの貴重な写真で綴られており、「軍のまち」から「商業都市」へと発展を遂げた立川の姿を鮮やかに映し出している。

本書は9つのテーマに分かれており、航空写真や交通、立川飛行場の歴史、街並みの変遷など、多岐にわたる内容が盛り込まれている。特筆すべきは、セピア色に褪せた紙焼きやネガフィルム、古いガラス乾板などから復元された写真の数々だ。これらは立川の歴史を紐解く上で貴重な資料となっている。

興味深い写真の一例として、大正時代の阿豆佐味天神社の祭りの出店や、昭和27年の米軍立川基地内でのクリスマスパーティーの様子などが挙げられる。これらの写真は、当時の市民生活や文化、そして立川と米軍との関わりを如実に物語っている。

また、本書では写真だけでなく、撮影地点を示す略地図や撮影範囲を示す図なども添えられており、読者が当時の立川の様子をより具体的にイメージできるよう工夫されている。さらに、巻末には掲載写真目録や立川市関連年表も収録されており、歴史研究の資料としても価値が高い。

A4判、フルカラー、367ページという充実の内容で、価格は4,000円(税込)。立川市役所や立川市歴史民俗資料館、市内の主要書店で購入可能だ。立川市の歴史に興味がある方はもちろん、都市の発展や変遷に関心のある方にとっても、見逃せない一冊となっている。

立川市文化スポーツ部地域文化課の担当者は「本書を通じて、多くの方々に立川の魅力を再発見していただき、『訪れてみたい』『住んでみたい』と思っていただければ幸いです」とコメントしている。歴史の宝庫とも言えるこの写真集は、立川市の過去を知り、未来を想像する上で、貴重な架け橋となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000156956.html