歌人・俵万智の『生きる言葉』が8万部突破!SNS時代の「コミュ力」を紐解く新書が幅広い世代の心を掴む
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歌人として知られる俵万智さんの新書『生きる言葉』が、発売からわずか2ヶ月で8万部を突破する大ヒットとなっている。従来の新書読者層である中高年男性だけでなく、若者や子育て世代の女性にも支持を広げ、その人気の秘密に注目が集まっている。
本書は、スマートフォンやSNSが日常となった現代社会における言葉の在り方を、俵さんならではの視点で徹底的に考察している。恋愛、子育て、ドラマ、歌会、SNS、AIなど、様々なシーンでの言葉の使い方を、自身の体験を交えながら丁寧に紐解いていく。
特に注目されているのは、SNS時代特有の言葉の問題だ。例えば、若者の間で「マルハラ」と呼ばれる文末の句点使用への抵抗感や、曖昧表現の多用など、現代のコミュニケーションの特徴を鋭く分析している。また、子育て世代には俵さんの実体験に基づいたエピソードが共感を呼び、「心にグサグサ刺さった」という声も多く聞かれる。
本書の魅力は、単なる言葉の使い方指南にとどまらない点にある。日本語の持つリズムや魅力、和歌の凝縮力と喚起力、AIと言葉の関係など、多岐にわたるテーマを通じて、言葉が持つ力と可能性を探っている。これらのテーマは、現代を生きる私たちにとって避けては通れない課題でもある。
メディアでの注目度も高く、NHKやフジテレビの番組、全国紙や地方紙など、様々な媒体で紹介されている。今後も続々と取り上げられる予定だという。
『生きる言葉』は、言葉を愛してやまないプロフェッショナルが考える「コミュ力」の真価を探る一冊だ。SNS時代に生きる私たちにとって、言葉との向き合い方を見直すきっかけとなるだろう。言葉の力が生きる力となる時代に、この本が多くの人々の心に響き、日本語の新たな可能性を開くことが期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002234.000047877.html