大分県別府市に拠点を置くSEKIYA RESORTが、社員主導のビジネスプランコンテストを開催し、注目を集めている。このユニークな取り組みは、コロナ禍での閉塞感を打破し、会社の未来を切り拓くことを目的に始まった。

コンテストでは、役職や年次に関係なく、社員が自由に事業案を提案できる。選ばれたメンバーはチームを組み、アイデアを練り上げ、最終的に社長へ直接プレゼンテーションを行う。過去には、アプリ開発やアフタヌーンティー、ウエディング企画など、実際に事業化されたアイデアも生まれている。

参加した社員からは、「多様な価値観や視点に触れ、思考が一気に広がった」「ホテル業の枠を越えた可能性に気づけた」といった前向きな感想が寄せられている。この制度は、単なる社内イベントを超え、年商100億円を目指すSEKIYA RESORTの成長戦略の中核として位置づけられている。

SEKIYA RESORT代表取締役の林太一郎氏は、120年以上の歴史を持つ企業を革新的な挑戦で成長させてきた実績を持つ。デザイナーズ旅館の導入や、デザイン賞を受賞したアートホテルの運営など、常に新しい価値を創造し続けている。

このビジネスプランコンテストは、社員の想いと発想力が交差する場として機能している。ここから生まれる新たな価値が、SEKIYA RESORTの未来を形づくり、社員の成長とともに会社の発展を後押ししている。今後も、この制度がSEKIYA RESORTの"あした"を創る原動力であり続けることが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000151015.html