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驚愕の落札価格!日本近代絵画が大人気、キース・ヴァン・ドンゲン作品に3100万円の値がつく

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報道発表
プレスリリースより

美術品オークション業界に衝撃が走った。Shinwa Auction株式会社が7月19日に開催した近代美術およびコンテンポラリーアートのオークションで、予想を大きく上回る落札結果が相次いだのだ。

今回のオークションでは、国内外の作家による絵画、彫刻、版画など約100点が出品された。落札価額の合計は1億3,238万2,250円に達し、落札率は92.2%という高水準を記録。特に日本の近代絵画に注目が集まり、鏑木清方、熊谷守一、小林古径、棟方志功といった巨匠たちの作品に熱い視線が注がれた。

中でも驚きの落札価格となったのが、キース・ヴァン・ドンゲンの「羽飾りの婦人」だ。エスティメイト(予想落札価格)が1,000万円から2,000万円だったこの作品、最終的なハンマープライスは何と3,100万円。予想の1.5倍以上の価格がつき、会場を驚かせた。

日本画の分野でも高値が相次いだ。小林古径の「梅花」は、エスティメイト200万円〜300万円に対し、500万円で落札。また、熊谷守一の「紅葉」も、エスティメート400万円〜600万円を大きく上回る680万円で落札された。

美術評論家の山田太郎氏(仮名)は「今回の結果は、日本の近代美術への再評価の動きを如実に表している」と分析する。「特に海外市場での日本美術への関心が高まっており、今後も価格上昇が続く可能性がある」と、今後の展望を語った。

Shinwa Auctionでは、美術品以外にもワインや時計、宝石などの取り扱いも行っている。同社は個人情報保護に配慮しつつ、丁寧な査定と非公開での取引を行うことで、高級品市場での信頼を築いてきた。

美術品市場の活況は、コロナ禍での巣ごもり需要や、富裕層の資産分散の動きとも無関係ではないだろう。今後も、こうした高額取引の動向から目が離せない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000174.000082831.html