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壁のない部屋はない。「第6回サンゲツ壁紙デザインアワード」

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インテリアからエクステリアまで、暮らしを彩る商品を提供する株式会社サンゲツでは、「第6回サンゲツ壁紙デザインアワード」を開催。「Joy of Design」をテーマに、壁紙のデザインを募集しています。大賞1点には賞金100万円が贈られます。締切は2022年9月30日。日常や、さまざまなライフシーンを彩る「空間」にふさわしい壁紙とは、どんな壁紙でしょうか?

壁紙から空間の可能性を広げる

サンゲツと言えば、壁紙やカーテン、絨毯などを思い浮かべる人も多いのでは? 実はわが家のカーテンもサンゲツの製品です。落ち着いた色味ながら、織地に陰影があり、家族みんな気に入っています。

サンゲツの創業は1849年。表具師である日比弥助が山月堂を開きました。表具師とは、屏風や襖(ふすま)、障子などを仕立てる職人です。壁紙の取り扱いを始めたのは、1956年から。実に70年近くも、壁紙と向き合ってきた会社です。

サンゲツ壁紙デザインアワードは、2017年からスタートしました。アワードへの思いを、サンゲツでは次のように示しています。

単にインテリア素材を供給するのではなく、人々がそのインテリア素材を使い、デザインし、その空間で楽しみ、安らぎを得ること。

それがサンゲツの社会での役割と考え「Joy of Design デザインするよろこびを」をブランドコンセプトに掲げ、豊かな生活文化の創造を目指しています。

その企業活動の一環として、2017年に『サンゲツ壁紙デザインアワード』を立ち上げました。

皆さまの応募作品からまだまだ広がる壁紙の可能性を実感し、今年も『第6回サンゲツ壁紙デザインアワード』を開催します。

(サンゲツ壁紙デザインアワードとは https://www.sangetsu-award.jp/

住宅や、商業施設、オフィス、ホテル、医療福祉施設など、どんな場所にも壁紙は存在します。その空間の雰囲気を大きく左右する壁紙の「可能性」を探ることは、空間そのものの可能性を広げることになりそうです。

商品化されるチャンス!

過去の受賞作品は商品化された例も多くあります。前回の受賞作品を見てみましょう。応募総数446作品から選ばれたのは「. to noise」という作品でした。

あざやかな色彩が印象的です。実際に壁紙として使用した際のイメージ画像がこちら。

受賞者は、作品について「わずかな違和感がアクセントとなることを意図しました。ボロノイ曲線でベースとなる秩序をつくり、人に訴えかける力を持つノイズを、実際の壁紙への行為をモチーフとして生じさせています」と語ります。躍動感がありながらも、夕日に照らされたさざなみを見るような、どこか心の落ち着くデザインですね。

空間デザインに興味のある方や、勉強中の方、将来を考える学生の皆さんに、ぜひ挑戦してほしいコンペティション。新しい日常を、あなたのデザインで彩りましょう!

第6回サンゲツ壁紙デザインアワード

●賞:大賞1点=100万円

●締切:2022年9月30日(金)

芦田みどり

公募情報ライター。最近は各地を盛り上げるご当地公募から目が離せない。好物はネギトロ。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。

出典:https://www.sangetsu-award.jp/

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