描けばワクワクする未来がはじまるよ「ドコモ未来ミュージアム」
NTTドコモが主催する「ドコモ未来ミュージアム」では、3歳から中学生までを対象に創作絵画作品を募集しています。部門は絵画部門とデジタル絵画部門の2つ。締切は2022年9月11日。ドコモ未来大賞ゴールドを受賞した中から1作品が文部科学大臣賞として選出されます。
ドコモ未来ミュージアムとは?
子どもたちの未来や夢を描く力を応援する本公募は、今年で21回目の開催。前回は、129,646点もの応募があったそうです。2009年からはデジタル絵画部門も加わり、絵画の可能性を広げています。デジタル絵画は学校で習うほどまだ一般的ではありません。しかし、何度でも描き直すことができたり、色を一瞬で変えられたりと絵画が苦手と感じるお子さんでも抵抗なく描けるメリットがあります。
テーマ「僕たち私たちの未来のくらし」
今回のテーマも前回と同じ「僕たち私たちの未来のくらし」です。本公募の審査員の方々は、前回の応募作品について、それぞれの思いを語っています。奥村高明氏によると、ここ6、7年の子どもの絵が劇的に変わってきているそう。社会や環境など、子どもたちを取り巻く映像そのものが変わってきているのだろうということです。
また、城戸真亜子氏は「前回は大人たちの目を気にせずに、自分の思いをぶつけるような作品が多かったように思う」と語っています。コロナ禍で自由に遊べないなどいろいろなことがあった中でも、きれいな瞬間を想像して見ていたんだということに、励まされたそうです。
文部科学省の初等中等教育局の教育課程科教育調査官である小林恭代氏は、子どもたちは今をきちんと見つめていると思ったそうです。「歴史を大切にしたり、日常の生活がこれからも続くように、というような願いが込められた作品も多く見受けられた」と語っています。
デジタルハリウッド大学名誉教授である南雲治嘉氏は「ストレスがかかる時代の中でも、子どもたちが大人以上にもっといろいろな楽しいことを夢見たようなアイデアが多かった」と言います。
子どもたちは、どんな時代や状況の中でもしっかりと過去や未来、今という世界を見つめ、自分の考えを持っているということですね。
未来について考えて描こう!
城戸真亜子氏は、未来について考える時間を一人ひとりが持つということは、家族や先生、自分たちの身の回りに起きている問題点を子どもたちと一緒に話し合うためのいいきっかけになると言います。
本公募の公式サイトでは、作品を描く際のヒントとなる過去の入賞作品を見られます。また、初めてデジタル描画をするお子さんでもわかるデジタルアートレッスン動画を公開しています。デジタルアートを描くためのアプリも紹介されているので、ぜひ参考にしてください。
人々が豊かな生活を送っていくためには、絵を描くことをはじめ、表現をするのは自然なこと。だからこそ、20年以上続いてきた本公募。未来に夢を託し、あなたにしか描けない作品を作りましょう!
いろは
毎日、ワクワクする。そんな公募情報で、みんなの“いつも”を底上げしたいライター。ASD・ADHD・LDの子ども2人と、たくさんの人に支えられながら今日を生きている。
出典:http://www.docomo-mirai.com/
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