核は、ひとごとではない。「【設立10周年記念事業】第1回『核なき未来』オピニオン募集」
核のない未来のために、いったい何が必要なのか。あなたの意見を、世界に届けてみませんか。長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)では、16歳〜30歳未満の人を対象に「核兵器と私たちの未来」に関するオピニオンを募集中。小説文やエッセイなど、形式は自由です。締切は2022年7月31日。最優秀賞受賞者には賞金5万円が贈られ、長崎での授賞式に招待されます。
今、世界で起きていることを考える
いま、さまざまなメディアで「核」という言葉を目に耳にしない日はなくなりました。世界で唯一の被爆国、日本。私たちは、その怖さを知っているだけに、世界が恐ろしい未来に突き進んでいる気がしてなりません。
主催の長崎大学核兵器廃絶研究センターは、「長崎を最後の被爆地に」との強い想いを受け、2012年に設立されました。被爆地に存在する大学の機関として、核兵器廃絶に向けた研究や教育の拠点であるだけでなく、市民に開かれた場を提供しています。
今年、設立10周年を迎え、長崎新聞社の協力により、若い人に向けて「核兵器と私たちの未来」をテーマに想いや意見を募集中です。サブテーマは、「ウクライナ危機が問いかけるもの」。連日、戦争や核兵器のニュースを耳にするとき、あなたはいったいどんな感情を覚えていますか? 何に対して怒りや悲しみを感じているでしょうか? 現地の人と自分自身を、重ね合わせた経験はありますか? 常日頃から感じている思いをかたちにし、関心を持ちつづけることが私たちに求められているのではないでしょうか。
「自分だから書けるオピニオン」になっているか
公開されている審査基準は、以下のとおりです。
①明確であること、②論理に矛盾がないこと、③事実に基づくこと、④独創性があること、⑤表現力があること
(出典:長崎大学核兵器廃絶研究センター「【設立10周年記念事業】第1回『核なき未来』オピニオン募集」https://www.recna.nagasaki-u.ac.jp/recna/topics/40369)
人に読んでもらう文章である以上、論理や筋道が立っていることは必要不可欠です。加えて、「自分にしか書けない」というオリジナリティも求められています。もしも心に残る経験や過去のできごとがあるなら、具体的に書くことが、読む人に伝えるために大切です。あなたはどう思うのか、あなたはどう感じるのか、を自分の言葉でつづりましょう。
核兵器がない未来は、誰もが望むもの。あなたのオピニオンが、小さな一歩になるかもしれません。
岩井パン
公募情報ライター。公募デビューは7歳。おいしいものとソシャゲと大相撲が好き。朝ごはんは白米派。
出典:https://www.recna.nagasaki-u.ac.jp/recna/topics/40369
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