交通事故ゼロを目指して!「令和5年使用 交通安全年間スローガン募集」
毎日新聞社と全日本交通安全協会では、全国から交通安全を呼びかけるスローガンを募集しています。最優秀作品には内閣総理大臣賞として賞金10万円が贈られます。また、令和5年の春と秋の全国交通安全運動で使用されるポスターのスローガンとして使用されます。
交通安全とは?
昨年、交通事故がどれくらいあったか知っていますか? 政府の統計によると、令和3年の交通事故件数は約30万件でそのうち死亡事故は約2500件です。事故件数が多かった平成の時代より減ってはいますが、令和3年では交通事故によって約2600人もの命が奪われました。また、負傷した人は約36万人もいます。ニュースで報道されるような悲惨な交通事故を減らすためには、運転者も歩行者、自転車利用者も、それぞれが交通安全を意識することが大切です。
そんな交通安全を推進する本公募の担当者の方から、みなさまへメッセージをいただきました。
社会の交通安全意識を高め、交通事故を減らす目的で、スローガンを募集します。最優秀作は令和5年春と秋の全国交通安全運動で使用するポスターのスローガンになります。ご応募お待ちしております!
ぜひ、あなたのスローガンで交通事故のない安心安全な社会をつくり、あなた自身や周りの大切な人々を守りましょう。
入賞するスローガンとは?
本公募の部門は、運転者に呼びかけるもの、歩行者と自転車利用者に呼びかけるもの、子どもたちに交通安全を呼びかけるものの3つです。前回は、どんな作品が入賞したのでしょうか。ここで、作品づくりのヒントとなる前回の入賞作品を部門別にご紹介します。
【一般部門A】運転者(同乗者を含む)に呼びかけるもの
<前回内閣総理大臣賞>
手を上げる 子どもはあなたを 信じてる
<前回内閣府特命担当大臣賞>
ゆるさない ハンドル・スマホの 二刀流
【一般部門B】歩行者・自転車利用者に呼びかけるもの
<前回内閣総理大臣賞>
スマホじゃない 見るのは前でしょ 周りでしょ
<前回内閣府特命担当大臣賞>
自転車の すり抜け 飛び出し 事故のもと
【こども部門】子どもたちに交通安全を呼びかけるもの
<前回内閣総理大臣賞>
とうげこう よそみ おしゃべり きけんがいっぱい
<前回内閣府特命担当大臣賞>
反射材 光って目立って 金メダル
<前回文部科学大臣賞>
あぶないよ 青でもきちんと みぎひだり
本公募の審査で重視されるものはなんでしょうか? 時代とともに、交通安全の課題は変わります。たとえば今から約50年前の日本は「交通戦争」と呼ばれた時代。その1967年の最優秀作品は、「とび出すな 車は急に 止まれない」というスローガンでした。また、6年後の1973年には「せまい日本 そんなに急いで どこへ行く」という作品も生まれています。
飛び出しやスピード超過は今も問題ですが、一方で、前回の入選作品を見ると、スマホのながら運転を問題とした作品が見られます。ほかにも、最近は自転車の危険運転や、電動キックボードの問題など、昔はなかった問題が起きています。
つまり、審査で重視されるのはその時代の交通でいちばん大きな課題を示すテーマです。それらをしっかりと捉え、インパクトのある表現を紡ぎ出してください。多くの人に共有され、後世にも残るスローガンをつくりましょう。
※参考元:「道路の交通に関する統計 交通事故発生状況の推移」https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00130002&tstat=000001027458&cycle=7&year=20210&month=0
●賞:最優秀作(内閣総理大臣賞)=各部門1点 賞状、賞金10万円
令和5年春と秋の全国交通安全運動で使用されるポスターのスローガンとして使用
●締切:2022年9月30日(金)
いろは
毎日、ワクワクする。そんな公募情報で、みんなの“いつも”を底上げしたいライター。ASD・ADHD・LDの子ども2人と、たくさんの人に支えられながら今日を生きている。
出典:https://www.mainichi.co.jp/event/aw/anzen/slogan/yoko.html
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