君ならどんな交通を描く?「令和4年度 国土と交通に関する図画コンクール」
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国土交通省では、全国の小学生を対象に、「国土交通省(海上保安庁、気象庁、観光庁及び運輸安全委員会を含む)の仕事に関係するもの」をテーマにした図画を募集しています。締切は2022年9月30日。入賞作品は、「科学技術館」(東京都千代田区)で開催予定の入賞作品展に展示されるほか、ホームページでも紹介されます。私たちの生活の身近にある、国土と交通を自由に描いてみましょう!
国土交通省のお仕事って?
皆さんは、国土交通省と聞いて、どんな仕事を思い浮かべますか?「難しそうなお仕事をしている人!」「交通ってことは、道路を作るのに関係があるのかな?」など、わかるようでよくわからない人も多いのではないでしょうか。実は国土交通省は、道路だけでなく、町・鉄道・川・海・空・気象など、「国土と交通」に関するありとあらゆる仕事をしているのです!
「道路局」では、私たちが毎日の生活で使う、道路を作る計画を立てたり、整備する仕事を行っています。私たちがよく使う電車を扱う「鉄道局」では、安全で、より速く快適に利用できる鉄道の整備の仕事を行っています。
海に目を向ければ、外国から食べ物やさまざまな物資を運ぶ海運、船を造る仕事を発展させている「海事局」や、船がとまる港の開発計画や整備などを行っている「港湾局」、海の安全を守る「海上保安庁」も。「水管理・国土保全局」では、川の氾濫(はんらん)などの自然災害からみんなを守る仕事をしています。
さらに国土交通省は空でも大活躍! 飛行機が安全・快適に飛べるように、 空港づくりや航空管制の仕事を行っている「航空局」や、天気予報でおなじみの「気象庁」も国土交通省の仲間になります。
人々の生き生きとした暮らしを支え、安全・安心で豊かな経済社会を実現する国土交通省。その仕事を知って、当たり前に使っている道やさまざまな乗り物、私たちが暮らす町についてより深く調べ、絵にしてみたいですね!
自分の好きな「国土と交通」を描こう!
ここで、前回の受賞作品の特徴を見ていきましょう。国土交通大臣賞は各学年1作品ずつ、計6作品です。
3年生「海ののりもの」は、大きな魚の形をした乗り物を描いた楽しい作品。たくさんの窓から魚釣りができる様子が丁寧に描かれています。パッと目を引く色鮮やかな乗り物が印象的です。4年生の「コロナでも安心安全」は、画用紙を4分割して、それぞれに川にかかる橋、電車、飛行機などを点検している働く人々を描いた作品です。絵の真ん中には日本地図があり、日本各地で、安心と安全のために活躍している人がいることに気づかせてくれます。
5年生と6年生の作品は、共に作者自身の普段の生活の中にある交通を描いています。毎日通う通学路の高架下の様子を立体的に描いた「ぼくたちの通学路」。6年生の「ぼくの町の駅」は、画用紙の真ん中に大きく電車を描き、その周りで電車に乗ろうとする人、電車から降りてきた杖をついた人、仕事中の駅員さん、電車を撮る人など、電車を中心に、駅の生き生きとした様子が描かれています。詳しくは、【令和3年度「国土と交通に関する図画コンクール」入賞作品一覧】からご覧ください。
テーマが幅広いからこそ、自分が興味がある絵を自由に描ける本コンテスト。未来の都市や乗り物に想像を羽ばたかせるもよし、家族で行った観光地や気象衛星の様子を描くもよし、自分の暮らす町や交通の風景、大好きな乗り物を描くもよし。
このコンテストをきっかけに、国土交通省の仕事内容を調べることで、多くの人の働きによって、私たちの便利で安全な生活があることにも気づけるはず。夏休みの自由研究・工作にもピッタリですね! あなたの「国土と交通」を見つけて、描いてみましょう。
森野たぬき
チョコレートが大好きな公募情報ライター。児童文学や童話の公募を見ると目が輝いてしまう。趣味はクラリネット。
出典:https://www.mlit.go.jp/page/r4zugacon_boshu_00001.html
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