ドローンでダイナミックな映像を「Drone Movie Contest 2022」
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デジタルハリウッド ロボティクスアカデミーでは、ドローンの活用を推進するため、ドローンによる映像作品を募集しています。締切は2022年5月31日。
ドローンの落下事故などのニュースは未だに絶えません。そんなドローンへのイメージを明るいものにしたいという思いから、「Drone Movie Contest」の開催がスタート。
安全ガイドラインに則って制作された3分以内の動画を募集しています。ジャンルは不問! 動画の50%以上にドローンで撮影した映像が組み込まれていればOKです。
ドローンにしか撮れない景色がある
ドローンは年々進化しており、今は「マイクロドローン」と呼ばれる小型のドローンでの撮影が増えています。
小型化したことで、狭い小道を通り抜け、人・動物に肉薄して撮影することが可能に。応募作品の撮影手法も毎年変化しているようです。
過去の入選作品はどれも、風景をダイナミックに撮影した目を見張るような作品ばかり。
前回のグランプリはキャンピングカーで全国を旅する記録映像的な作品。
1カットごとのクオリティが高く、全体的なまとまりの良さが評価されたといいます。
曲がりくねった道路を真上から撮影したり、雄大な山々を見下ろしたりと、構図のセンスが光っていますね。
審査員をあっと言わせた過去入選作品がこちら。
前々回「Drone Movie Contest 2020」でグランプリを受賞した、花火の中で撮影された動画です。
続いて、こちらは「Drone Movie Contest 2020」の審査員特別賞作品。
前回のグランプリ作品とは異なり、忍者目線でお寺を飛び回るという、ストーリー性の高い動画です。
マイクロドローンをうまく駆使して撮影されています。
映像の希少性・ストーリー性が審査の基準になるという本公募。
ドローンによる空撮だけでは単調でつまらない映像になりがちですが、そこを別の方法で撮影した動画と組み合わせてカバーし、バランスのよい動画編集にすることがカギになります。
映像クリエイターを目指せ!
撮影した動画をただつなげるだけでは高評価を得られません。
動画編集のポイントは、エフェクト(加工処理)に頼りすぎず、いかに自然な色味に見えるかです。
デジタルハリウッド ロボティクスアカデミーの笹野さんによると、本公募はドローンの操作や動画編集の技術を磨くきっかけにもなるとのこと。
「ドローンの操作や映像の編集技術は、繰り返すことでクオリティがどんどん上がります。このコンテストへの受賞を目標に、ぜひドローン映像作品の技術を磨いてください」。
「Drone Movie Contest」で毎年入選していたクリエイターがグランプリを獲った例も。まだまだ新しいジャンルだからこそ、開拓の余地がありそうです。
“ドローン映像クリエイター”への登竜門として「Drone Movie Contest2022」に挑戦してみては?
編集部・Y
主にアートジャンルを担当しています。
週末は美術館と映画館に出没。
コーヒーを飲みすぎてよく胃痛を起こす。
出典:https://ra-drone.dhw.co.jp//contest/
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