おいしい魅力をPR!「日本農業遺産『みかん栽培の礎を築いた有田みかんシステム』ロゴマーク募集」
和歌山県が誇る有田みかん。2021年に「みかん栽培の礎を築いた有田みかんシステム」が日本農業遺産に認定されました。これを契機に、有田みかん地域農業遺産推進協議会がロゴマークを募集します。締切は2022年4月30日。最優秀賞には賞金10万円が贈られます。
海と山、太陽の恵みを受けて
和歌山県といえば、みかん! 特に屈指の生産量を誇るのが、有田みかんです。その最大の特徴は、ギュッと凝縮された甘み。海と山、太陽の恵みが豊かな有田川流域は、温暖で雨が少なく、太陽の光がよくあたる急斜面が多いため、みかん栽培に適した土地といわれています。
有田みかんの栽培地域は、有田市、有田川町、湯浅町、広川町などが中心。その歴史は古く、なんと400年以上。農家の皆さんが受け継いできた技術と高い観察力が、みかんの完成度を高めてきました。2006年には、地域ブランドとして認定されています。
さらに2021年2月には、日本農業遺産に認定されました。その理由は「みかん栽培の礎を築いた有田みかんシステム」。日本で初めてみかん栽培を生計の手段に発達させたこと、たゆまぬ工夫と努力で栽培面積を維持してきたことなど、ほかの産地の発展をけん引してきた功績が認められたのです。
遺産認定を機に募集が開始されたのが、ロゴマークデザイン。有田みかんに限らず、この地域の農産物や旅行商品のPRもめざします。
有田みかんを世界に届ける
ロゴに象徴したい内容はこちらの4つだそうです。
①傾斜地での石積み階段園によるみかん栽培
②多様な地勢(山や川の配置、標高など)、地質の組み合わせに応じたみかんの品種選定、栽培
③農家の高い観察力による優良品種発見と農家による苗木生産
④日本初の共同出荷組織「蜜柑方」を起源とする多様な出荷組織が共存
新たなロゴマークで、有田みかんのブランド力がさらに知られるようになり、地域のイメージアップにつながるといいですね。4つの要素がギュッとつまったデザインで、有田みかんのおいしさを、たくさんの人に届けましょう!
さんたろう
公募情報ライター。旅が好き。この仕事の魅力は、知らなかった街の情報に出会えること。いつか、公募主催地ツアーをしてみたい。
出典:http://www.mikan.gr.jp/info/nogyoisan/info.html
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