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主役は子どもたち!「2022年 子どもが上演する劇脚本募集」

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作文・エッセイ
公募ニュース

一般社団法人日本演劇教育連盟が、今年も晩成書房と提携して子どものための劇の脚本を募集しています。期待されるのは、学校の内外で子どもたちの表現活動が積極的にすすめられるような優れた作品です。締切は2022年3月31日。特選には賞金10万円が贈られます。

演劇で、子どもたちの「生きる力」を育む

イギリスやアメリカ、オーストラリアを中心に、海外ではポピュラーな演劇(ドラマ)教育。子どもたちのコミュニケーション力や表現力、集中力、想像力、学力を総合的に鍛える教育方法であり、‟生きる練習“ともいわれています。日本でも取り入れる学校が増えており、徐々に広まりつつあるようです。

日本演劇教育連盟は、1937年に「日本学校劇連盟」として設立以来、演劇教育の研究・実践を進めてきました。教育関係者だけでなく、子ども・文化・演劇に関心のある多様な立場の人たちが活動しています。

劇を舞台で演じることで、子どもたちの豊かな感性や創造力を育てることも大事な活動の一つ。今回の募集で求めるのは、学校の内外で子どもたちの表現活動が積極的にすすめられるような優れた脚本です。

舞台劇、音楽劇、朗読劇など幅広く

前回、特選作はありませんでしたが、入選、準入選作がそれぞれ選ばれました。入選「卒業公演」は、臨時休校要請が出される中、予定していた卒業公演をめぐる生徒と教師のやりとりを描いた劇、準入選「水深ゼロメートルから」は、滋賀県で起きた女子生徒へのプール強要事件を下敷きに、女子生徒が女性に成長する過程で出合う障壁にもがく物語です。

 

入選「卒業公演」

 

準入選「水深ゼロメートルから」

舞台劇・音楽劇・人形劇・影絵劇・朗読劇など、子どもが上演できる長さであればOK。自分が表現したい形で挑戦できますね。保育園や幼稚園から高校、サークルや児童館などで子どもが上演可能であることがポイントです。子どもたちが演じ、子どもたちが観ている場面をイメージしながら創作しましょう。もちろん、小・中学生、高校生による作品も歓迎です。

過去の入選作品や講評、脚本の書き方などは、晩成書房から出版されている「演劇と教育」(2021年9+10月号)に掲載されているので、ぜひ参考に。

あなたの脚本で、子どもたちに豊かなドラマと、豊かな体験を贈りましょう!

2022年 子どもが上演する劇脚本募集

●賞:特選1編=10万円

●締切:2022年3月31日(木)

三宮貴子

公募情報ライター。旅が好き。この仕事の魅力は、知らなかった街の情報に出会えること。いつか、公募主催地ツアーをしてみたい。

出典:https://enkyoren.com/competition/?fbclid=IwAR1rFJBnkUeKTfLNyLdgCTVVPp1WNflmBBqnn_HNCUlLuS-Ftfjmw8ekF10

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