大学の枠を越え、地球の未来を考える。「総合地球環境学研究所 新ロゴマーク募集」
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 総合地球環境学研究所(以下、地球研)は昨年、創立20周年を迎え、今年4月からと新たな中期目標・中期計画期間をスタートします。同研究所では、この節目に合わせ新ロゴマークを募集します。締切は2022年3月3日正午。最優秀賞には賞金30万円が贈られます。
「地球研」とは?
もともとは、大学や研究室単位で行われてきた学術研究を、ダイナミックで総合的に発展させようと、2004年に再編・設置された大学共同利用機関法人。研究者が大学の枠を越えて集い、施設や設備などを共同で利用し研究する機関です。各分野のスペシャリストが集い、活動しています。
「地球研」は、この法人の1つ。「地球環境問題の根源は、人間の文化の問題」と捉え、人間と自然のあり方を問う研究を行っています。独自の研究だけでなく、共同研究や共同利用にも積極的に関わっているといいます。
そんな地球研の、さらに詳しい情報はHPをご覧ください。
今回は、この地球研の①シンボルマーク、②ロゴタイプ(大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 総合地球環境学研究所 Research Institute for Humanity and Nature)、①+②のロゴマークの募集です。
期待されるのは、こんなロゴマーク
では、どんなロゴマークが求められているのでしょうか? 応募要項によると…。
・地球研のイメージを端的に表している
・地球研のビジョンやミッションが込められ、そのメッセージが誰にでもわかりやすい
・親しみやすく、前向きなデザインで表現されている
といったことが期待されています。
地球研とともに人間文化研究機構に所属する6つの研究機関で、現在使用されているシンボルマークを見てみましょう。
「国立歴史民俗博物館(歴博)」のシンボルマークは、天・地・生命あるものという3つの「うねり」が垂直に重なるデザイン。過去・現在・未来の歴史のダイナミズムを形の複合によって表現しています。「国立国語研究所(国語研)」のものは、言語の「言」の文字を使い、しなやかでみずみずしい言葉の「葉」がさわやかな風にそよいでいる様子を図案化したものだそう。
あなたも、地球研のビジョンなどからインスピレーションを得て、新しいロゴマークを考えてみてください!
本川かや
公募情報ライター。特に注目しているのは、文芸とアート系。作品や取材先の方の言葉に胸震わせながら執筆している。最近のハマりごとは藤井風さん、柳家緑太さん、そしてジョギング。
出典:https://www.chikyu.ac.jp/publicity/news/2022/0106.html
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