5月30日(金)~6月29日(日)は、「紙の本」の魅力を発信する1カ月誠品生活日本橋で「頁をめくる。」をテーマに特別企画を展開
池澤夏樹氏・春菜氏トークイベントや、「ZINE」発行者交流会を開催
台湾の百貨店「誠品」グループ国内一号店「誠品生活日本橋」(運営:株式会社有隣堂 本社:神奈川県横浜市 代表取締役 社長執行役員 松信健太郎)は、2025年5月30日(金)~6月29日(日)の期間、「頁をめくる。」をテーマに、「紙の本」の良さを見つめ直すきっかけとなることを目的に多彩な企画を展開いたします。

本企画のキービジュアルは、「Most Beautiful Swiss Books」に選出された『Poemotion』や、『モワレラマ』著者でありデザイナーの倉嶌隆広氏が手掛け、期間中、モーションアート・キットを使用したワークショップを開催いたします。また、池澤夏樹氏・池澤春菜氏によるトークイベントや、個人出版物「ZINE」発行者交流会、『空想装丁図書館』展示・ワークショップイベントなど多彩な企画を通して、「紙の本」の多様な楽しみ方を体験し、その魅力を再発見していただけます。
■ 「頁をめくる。」開催概要
期間:5月30日(金)~6月29日(日)
場所:「誠品生活日本橋」 東京都中央区日本橋室町3-2-1 COREDO室町テラス 2階
公式ホームページ:https://www.eslitespectrum.jp/
ウェブマガジン「誠品」:https://www.eslitespectrum.jp/static/dm/010c332d2156750c2921d9a586cfafa7.pdf
■企画の背景・目的
インターネットや電子書籍の普及、娯楽媒体の多様化により商業出版市場は、1996年の2.6兆円をピークに2024年は1.5兆円まで縮小しています。文化庁の「国語に関する世論調査」(2023年度)によると、1カ月に1冊も本を読まない16歳以上の日本人は6割を超えて過去最多、大人の読書離れが進んでいることが明らかになりました。
しかし、ページをめくる手触りや、音、紙の匂い、風合いのある活字や、美しい装丁など、「紙の本」特有の魅力を支持する声も根強く存在します。特に最近では、個人出版物「ZINE」の作り手、読み手が増加し、各地で開催される「文学フリマ」や「ZINEフェス」が活況を見せています。そこで、書籍を中心に据え、最新のカルチャーを提案する誠品生活日本橋では、
デジタルにはない「紙の本」の魅力を見つめ直し、発信したいとの思いから本企画「頁をめくる。」を開催いたします。
(1)注目のイベント
イベントの詳細、参加方法については、ウェブマガジン「誠品生活」をご覧ください。
切って貼ってつくるモーションアート<モワレラマ>

『モワレラマ』

モーションアートイメージ
- 開催日:6月28日(土) 1.11:00~ 2.14:00~
- 場所:FORUM
- 参加費:1,430円(税込)
動くシートと色紙を好きな形に切り抜いて、貼ってつくる「モーションアート<モワレラマ>」。縞のフィルムシートを重ねると、絵が動き出します。アナログな仕組みを通して。視覚のふしぎや絵の見え方の変化を楽しむ自分だけの “うごく絵本”。モーションアート・キットを使って作るワークショップです。
< 倉嶌隆広 Takahiro Kurashima >

倉嶌隆広 Takahiro Kurashima
Artist / Designer www.takahirokurashima.com
1970年生まれ。愛知県出身。武蔵野美術大学卒業。
東京を拠点に活動。視えるものと視えないもの、意図しない形に着目することで、目の前にはない存在や概念を想起させる表現を模索。 書籍、リトグラフ、アクリルオブジェ、映像など、さまざまな媒体を通じて作品制作を継続的に行う。
主な作品として、「Most Beautiful Swiss Books」に選ばれた『Poemotion』、続編『Moiremotion』、『モワレラマ』、北九州市科学館での常設展示「モアレの不思議」、日経広告賞のトロフィーなど。2025年、Berliner Philharmonikerとのコラボレーション「The Berliner Philharmoniker perform Unsuk Chin」は、第67回グラミー賞(最優秀ボックスまたは特別限定版パッケージ賞)にノミネート。
「頁をたびする。」池澤夏樹さん×池澤春菜さんトークイベント

- 開催日:6月7日(土)18:00-19:30
- 場所:FORUM
- 参加費:2,200円(税込) オンライン1,100円(税込)
ごく身近に「本」が存在していた幼少期から現在に至るまでの読書体験や、大人になった今の「読書」との向き合い方など、「最高の本読み仲間」と称するお二人との、めくるめく本の旅にご招待いたします。
僕らが本に出会う時。ー子どもと本が出会うとき、僕たち大人には何ができるだろう?

『賑わいを創出する図書館』著者 吉成 信夫/KADOKAWA 6月23日発売予定
- 開催日:6月29日(日) 14:00-15:30
- 場所:FORUM
図書館の枠にとどまらないみんなの場所「みんなの森 ぎふメディアコスモス」。その元綜合プロデューサーであり、著者の吉成信夫さん、合同会社未来読書研究所共同代表の田口幹人さんをお迎えし、子どもと本との出会いをテーマにお話しいただきます。
(2)ブックイベント
「ZINE」発行者交流会


誠品生活日本橋のZINEの展開
- 開催日:6月21日(土)-22日(日) 14:00-17:00
- 場所:FORUM
4月から誠品生活日本橋で販売を開始した個人出版物「ZINE」。独自の視点や個性が感じられる「ZINE」の発行者が集います。トークの時間もご用意しています。「庭」に集う感覚で、ぜひお立ち寄りください。
トーク登壇スケジュール ※スケジュールは予告なく変更となる場合がございます

仕事帰りの読書会

- 開催日:6月5日(木)、12日(木)、19日(木)、26日(木)18:00~20:00
- 場所:FORUM ※6月5日(木)のみ、「HAPPY LEMON」での開催です
- 参加費:無料 ※当日に課題図書を当店にてご購入ください
「忙しくて本を読む時間がない」「趣味は読書って言ってみたいけど、何を読んでいいか分からない…」そんなあなたに、平日の夜2時間、ただただ本を読むだけの場所をご提供します。「読書」の空気、感じてみませんか。
当読書会は、月1~4回(基本的に木曜日)開催予定です。
何を読んでいいかわからない人のための『書店さんぽ』
- 開催日:6月8日(日)、15日(日) 14:00-15:00何か本を読んでみたいけど、どんな本が自分に合うのかわからない方に、書店員を15分お貸出しします。
イベントの詳細、参加方法については、ウェブマガジン「誠品生活」をご覧ください。
(3)ワークショップ
自分だけの本をつくろう!~製本キット KURUMI を使って~

- 開催日:5月31日(土)11:00 - 16:00
- 場所:FORUM
- 参加費:制作キット1,320円(税込)
はさみと定規だけでお子様からお年寄りまで、オリジナルの本づくりが楽しめる「製本キットKURUMI」を使って、世界に1冊だけの本を作ってみましょう。より本格的な仕様である花布(はなぎれ)、
スピン(紐しおり)、スピンチャーム(R)(しおり先端飾り)もご用意してお待ちしております。
台湾補習班Vol.1 台湾華語学習に役立てよう!日台BOOKガイド&オススメ教材シェア会
- 開催日:6月7日(土)13:00 - 15:00- 場所:FORUM
- 参加費:550円(税込)※当日レジにてお支払い
台湾に関する様々な情報を、皆さんと一緒に共有する企画「台湾補習班」。今回は、台湾留学経験のあるふたりが、台湾華語学習に役立つ書籍をナビゲート。
『空想装丁図書館』企画

【展示】 「空想装丁図書館展」 5月26日(月)~6月29日(日)
【ワークショップ】 6月14日(土) 1.11:00~ 2.14:00~
参加費:2,500円(税込)※当日レジにてお支払い
場所:誠品文具POPUPエリア
「空想装丁図書館」は本をこよなく愛するクリエイターたちが、お気に入りの本を自己の想像を駆使して、自由に装丁をデザインして表現する企画です。
お気に入りなのに持ち歩くうちに表紙が傷んでしまった本はありませんか?本に合う表紙の紙を選んで、「空想装丁図書館展」の作家たちと素敵にリメイクしましょう。
イベントの詳細、参加方法については、ウェブマガジン「誠品生活」をご覧ください。
(3)ブックフェア
ベストブックデザインフェア
- 期間:5月26日(月)~6月29日(日)
- 場所:誠品文具POPUPエリア
本は「読む」だけではなく、見る、触れてみる、重みを感じる、など、「モノ」としても価値があります。さまざまな工夫を凝らして作られた、一冊の本に込められた思いをどうぞ感じてみてください。
すてきな紙の絵本の世界
- 期間:5月30日(金)~6月29日(日)
- 場所:児童書エリア
ストーリーに合わせて考えられた大きさや形、また、印刷の色味。紙の手触りやページをめくる行為など、すべて含めて「絵本を読む」と言えます。紙でしかあじわえないすてきな絵本の世界をご案内いたします。
池澤夏樹・春菜フェア
- 期間:6月2日(月)~6月29日(日)
- 場所:文芸書エリア
小説家であり詩人、翻訳家でもある池澤夏樹さんと、作家、声優として活躍し、第20代日本SF作家クラブ会長でもある池澤春菜さん。親子揃って大の本好きでもあるお二人の著書を集めました。
昭和100年のベストセラー
- 期間:6月2日(月)~6月29日(日)
- 場所:市集前特設会場
天皇陛下の在位によって名称が変わる元号。昭和が続いていれば、2025年は昭和100年にあたります。この100年間にどのような本が流行ったのか、世相とともに振り返ってみませんか。
書物復権フェア
- 期間:5月中旬~7月中旬
- 場所:ビジネス書エリア
人文系専門書出版社9社合同による「書物復権」フェアを今年も開催します。一時の流行り廃りではなく、いつまでも残しておきたい名著が読者のリクエストによってよみがえりました。
(4)eslite collection

本に寄り添う文鎮(真鍮製)コクヨ 6,600円(税込)
「誠品文具」
本に寄り添う文鎮(真鍮製)
コクヨ 6,600円(税込)文鎮タイプのページオープナー。本のページに沿って湾曲しているので、本を傷めずに開いた状態をキープします。

Candel(キャンデーレ)pablo 40,700円(税込)
「expo」
Candel(キャンデーレ)
pablo 40,700円(税込) キャンドルのような温かい光が、読書空間を優しく彩ります。

台湾茗茶香水 オードパルファン 25ml 16,500円(税込)
「P.Seven 茶香水」
台湾茗茶香水 オードパルファン
25ml 16,500円(税込)雨上がり、透き通るような森の空気に包まれ、一杯の茶を味わうひととき。
お茶の香りと共に優雅な読書時間を。
このほかにも、多彩なイベントや企画をご用意しています。詳細は、ウェブマガジン「誠品生活」をご覧ください。
誠品生活日本橋 基本情報
台湾の「誠品」グループが「くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド」をテーマに、2019年9月、日本初進出した体験型の複合書店です。書籍のほか、洗練されたアイテム、フード、レストランの他、ワークショップやイベントもお楽しみいただけます。
【住所】東京都中央区日本橋室町3-2-1 COREDO室町テラス 2階
【TEL】03-6225-2871
【営業時間】平日11:00~20:00/土日祝日10:00~20:00(一部ショップ異なります)
【定休日】不定休
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