第31弾「安曇野キルト公募展2021」やってみた♪


先日、公募をチェックしていたらキルトのコンテストを見つけました。キルトは興味がありつつも、ちょっと難しいかも…と思い、今まで作ったことがありません。おうち時間が増えた今ならじっくり取り組めるかも。思い切ってチャレンジしてみましょう!
ということで、公募ライター香山が31回目に挑戦するのは北アルプス展望美術館が開催する「安曇野キルト公募展2021」です。
作業工程が少し多いので、コンテストの難易度は星★★★★☆です。
応募内容
オリジナルのキルト作品を募集しているこちらのコンテスト。タペストリー部門と、バッグやポーチなどの小物部門があります。タペストリー部門は縦・横それぞれ200cm以内、小物部門は縦、横、高さの合計90cm以内でご応募ください。
写真による第1次審査と、実物による第2次審査を実施。第2次審査を通過した方は出品料として、タペストリー部門4000円、小物部門2000円が必要となります。
応募は郵送のみ。締め切りは2021年7月2日(金)当日消印有効。
材料
キルトは初めてなので、小物部門に挑戦してみたいと思います! 作るのはアクセサリーポーチです。手作りアクセサリーをおしゃれに持ち歩けそう♪
主な材料は、布(数種類)、キルト綿、スナップボタン、ファスナー、花のパーツです。
1. ピースを縫おう!
透明なシートで作った型紙を使い、布に印をつけます。透明なので布の模様が見えて便利! 好きな位置に印をつけられますね。
布を切ったら、ピースを縫い合わせていきます。(見やすいように糸の色を変えています)きれいに仕上がるように、細かく縫いましょう!
※「ピース」とは、三角や四角に切った布のこと。
バスケットができました。赤いバラとベージュの水玉の模様を使ったので、バスケットの感じが出ていますね♪
2. キルティングをしよう!
表布ができたら、ラインを引きましょう。今回選んだのは格子のライン! 均一な格子になるように角度に注意して引いていきます。
裏布、キルト綿、表布の順番に重ね、しつけをかけていきます。
いよいよ表布、キルト綿、裏布の3層を縫い合わせるキルティングの作業です! まっすぐ同じ間隔で縫うのが難しい…汗。
※「キルティング」とは、表布、キルト綿、裏布の3層を重ねて縫うこと。
格子のラインに沿って縫いますが、バスケットの部分は形に沿って縫います。
お! バスケットがちょっとだけふっくら浮かび上がってきました♪
何度か縫い直し、なんとかキルティングができました! 周りを切りそろえておきます。
3. ポーチの内側を作ろう!
裏布に、ポケットやアクセサリーを引っ掛けるベルトを縫いつけます。ベルトにはスナップボタンを使い、取り外ししやすくしてみました!
4. バイアステープとファスナーを縫いつけよう!
布を斜めに切って、バイアステープを作ります。真っ直ぐ切れてなかったようで、折り目の幅がばらついていますね…汗。
※「バイアステープ」とは、布目に対して斜めに切った、細長いテープ状の布。
キルティングをした布の周りを、バイアステープでくるみましょう。
仕上げに、ファスナーを周りに縫いつけます。内側もおしゃれに仕上がるように、レース風のファスナーを選んでみました!
完成!
アクセサリーポーチの完成です。バスケットに花のパーツをプラスしてかわいさUP♪ 初挑戦でかなり苦戦しましたが、素敵にできました~!
反対側は、格子のキルティングがおしゃれですね♪ 縫い直した甲斐がありました。
中を開けてみましょう! 右側はペンダント、左側はイヤリングや指輪を収納できちゃいます。キルトはふんわりしているので、アクセサリーが傷つかなくていいですね♪
未熟な部分もありますが、思ったより上手くできたので、今回の香山的完成度は星★★★★☆です。さっそく、写真に撮りましょう!
今回のポイント&感想
ポイントはキルティングです。針目を細かくまっすぐにそろえ、間隔も同じにすると作品がきれいに仕上がります! 香山は何回も縫い直しているうちに、少しずつコツがつかめました。
毎日、約3時間制作して10日間で完成しました。型紙作りから仕立てまで全て自分でやったので、とても達成感があります! 布の組み合わせや模様の出方を考えるのが、おもしろかったです♪ 今度はタペストリーも挑戦してみたいな。
コンテスト受賞者には、賞状と賞金を贈呈! タペストリー部門最優秀賞は賞金5万円、小物部門最優秀賞は賞金3万円が贈られます。この他、優秀賞と審査委員賞もあります。
「安曇野キルト公募展2021」は2021年9月11日(土)から10月24日(日)まで開催。あなたの作品が北アルプス展望美術館に展示されるかも! みなさんぜひ応募してみて下さいね。
香山衣美
ライター。公募の入選回数は300回以上。得意分野は川柳や短いエッセイだが、最近はアートや料理公募でも入選している。「公募ライター香山が挑戦!」企画を連載中。
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