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第19弾「全国『かまぼこ板の絵』展覧会」やってみた♪

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アート・絵画・工芸
香山が挑戦!

先日、夕飯にかまぼこを食べました。かまぼこを切り終えた時、「きれいなかまぼこ板! 捨てるのはもったいないし、何か使えないかな?」と思った香山。さっそく調べてみると、かまぼこ板を使って絵を描く「全国『かまぼこ板の絵』展覧会」という公募を見つけました。かまぼこ板が、作品に生まれ変わるなんて素敵ですね。

ということで、公募ライター香山が19回目に挑戦するのは、西予市(愛媛県)が主催する、「第26回 全国『かまぼこ板の絵』展覧会」です♪

こちらのコンテストでは、かまぼこ板に絵を描きます。紙やカンバスと描き心地が少し異なるので、難易度は星★★★☆☆です。

応募内容

かまぼこ板を使った絵を募集しているこちらのコンテスト。

テーマや使用する画材は自由です。かまぼこ板はどこの産地のものでも可能ですが、1作品につき1~100枚、最大面積は1.0㎡までとなります。

応募は郵送のみ。締め切りは、2021年4月20日(火)。

材料

今回は、同じ産地のかまぼこ板6枚を使って挑戦します☆ 画材は油絵具を使用。

かまぼこ板に描くのは初めてなので、ワクワクします!

1. 下書きをしよう!

絵のテーマは「夢の共演」。以前、増上寺へ訪れた際に、大殿本堂と東京タワーを間近に見ることができて感動しました。増上寺と東京タワー、2つの共演が印象に残り、いつか描いてみたいな…と思っていたのです。

高さや迫力を出すため、かまぼこ板は長方形に並べてみました!

まずは、鉛筆で下書きをします。

2. かまぼこ板に描いてみよう!

いよいよ、かまぼこ板に描いていきます! 素材が木のためか、カンバスなどに比べると、絵具が染み込んでいく様な感じがします。

3. 空を塗ろう!

空を塗っていきましょう! 薄く塗ってみたところ、木目が見えています。木目が見えると、味わい深い雰囲気がしますね。

イメージは爽やかな空。イメージに近づくように、塗り重ねていきましょう!

4. 東京タワーを描こう!

次は東京タワーです。鉄骨の線がブレないように、慎重に1本1本引きます。

緊張しますね…汗。

鉄骨の線が入ったので、東京タワーらしくなってきました♪

ようやく、東京タワーが描けました!

かなり集中力を使ったので、ちょっと疲れ気味に…汗。

5. 増上寺を描こう!

完成まであと少し! 増上寺に取り掛かります。

あ! 板と板のつなぎ目(緑色の矢印)が、きちんと塗れていませんでした…。細筆で塗っておきましょう。

完成☆

作品が完成しました☆ 青空に、東京タワーと増上寺が映えますね♪

今回の香山的完成度は星★★★☆☆です。板のつなぎ目が少し見えてしまいました…。

次回は、別の画材でかまぼこ板に描いてみたいです!

今回のポイント&感想

今回のポイントは、かまぼこ板の枚数と配置です。描きたい絵や構図に合わせて、枚数や配置を変えてみてくださいね。

また、産地によってかまぼこ板の大きさなどが異なる場合があります。複数使用する際は、統一すると描きやすいかもしれません。

制作にかかった時間(乾燥時間を除く)は、10時間半でした。はじめは、紙やカンバスと異なるので戸惑いましたが、描いているうちに少しずつ慣れてきました! かまぼこ板が絵画に変身してうれしいです♪

コンテストでは、大賞(1点)に輝くと30万円が贈呈されます! この他、5万円が贈られる優秀賞(10点)や、南予名産宇和島かまぼこ詰め合わせが贈られる奨励賞(100点)など、様々な賞が用意されています。さらに、応募された全作品は、第26回展覧会(2021年7月中旬~12月上旬)で展示されます☆

かまぼこ板でアートが楽しめる「全国『かまぼこ板の絵』展覧会」。みなさん、ぜひ応募してみて下さいね!

 

「第26回 全国『かまぼこ板の絵』展覧会」

●賞:賞金30万円

●締切:2021年4月20日(火)

 

香山衣美

ライター。公募の入選回数は300回以上。得意分野は川柳や短いエッセイだが、最近はアートや料理公募でも入選している。「公募ライター香山が挑戦!」企画も連載中。

 

出典:https://www.city.seiyo.ehime.jp/miryoku/galleryshirokawa/tenrankai/5898.html

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