100年後まで残る漢字を作ろう「第11回 創作漢字コンテスト」作品募集
産経新聞社と立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所は「第11回 創作漢字コンテスト」の開催にあたり、100年後まで残るような、世相や生活、夢を反映した「一字」を募集しています。応募は、郵送またはメール。締め切りは、2020年9月11日(金)までです。
100年後まで残る漢字を作ってみなせんか
創作漢字コンテストは、オリジナルの漢字を投稿するコンテスト。小学生から社会人まで幅広く応募できます。
例年、時事的な課題や問題、トレンドを反映した作品が多く寄せられるそうで、前回は2万778点のエントリーがあり、最優秀賞2作品をはじめ、各部門の優秀賞、特別賞、佳作など計35点、学校賞2校などが選出されました。
最優秀賞はこちら。
一字で、作者の想いを伝えられるのは漢字の魅力ですね!!
創作漢字コンテストの広報アンバサダ 武田鉄矢さんは、漢字の面白さを次のように紹介しています。
”漢字の面白さは何と言っても一文字の中に込められた情景が有り有りと見えた時。あの驚きは嬉しいものです。”※引用:https://sousaku-kanji.com/about.html#ambTakeda
武田さんのコメントから私は、漢字の成立ちを知った時の感動を思い出しました。漢字から見える景色を探る時にはとてもワクワクします。そして、見つけた時の喜びは大きいですね。
あなたなら、どんな景色を漢字に込めますか。
100年後まで残る。そんな「一字」は創作して、応募してみませんか。
あなたはどっち派?
創作漢字には「伝統派」と「絵画派」の2系統あるそうです。
たとえば、先ほど紹介した
は伝統派。
は、絵画派にあたります。
過去の受賞作品を見ていると、確かにどちらかに分けられると思いました。
伝統派は、見た目はもちろん読ませ方にも工夫があり、唸らせる力がある作品。一方で絵画派は、ひと目で読み方までイメージできる納得させる力がありましたね。いずれにしてもひらめきを上手に一字に盛り込む工夫が素晴らしいと思いました。
あなたのアイデアを盛り込んだ創作漢字は、伝統派?それとも絵画派?
親子や夫婦、3世代で楽しく創作して応募してくださいね。
脇田知子
ライター、ラジオパーソナリティ。働く人が好きな働きマン。I-wave 76.5 FM (FM いちのみや)の「モーニングi 金曜日」「教えてナビ」でレポーターとして活躍中。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。●note●インスタ
コンテストの趣旨がより明確に伝わるよう、公式サイトの画像を一部引用させていただくケースがございます。掲載をご希望でない場合は、お問い合わせフォームよりお申し付けください。