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投稿し続ける意味

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作文・エッセイ
公募ママ

公募歴2年半にして入選回数100以上。驚異の入選確率を誇る塩田友美子さんには、どんな秘密があるのだろう。読めば自分も入選できる!?

最近いただいた賞の中で、不二家スマイル川柳とサロンドプロ白髪川柳があります。

 

不二家スマイル川柳の入選句と賞品はこちら。

「バレンタイン父のお金で父にあげ」

不二家スマイル川柳は「家族と一緒に季節を感じて笑顔になった瞬間」がテーマです。

入選は二回目で、以前の作品は節分を詠んだ句でした。

「季節を感じて」という点が重要であり、投稿する月によって季節感を出す必要があります。

賞品のお菓子もその時の旬なものがいただけるようです。

 

ダリヤ主催のサロンドプロ白髪川柳の入選句と賞品はこちら。

「カラー変えやけに外出したくなり」

 こちらは日々の白髪の悩みや苦労、生まれ変わったよろこびなどがテーマです。

継続的に投稿していましたが、入選は今回が初めてでした。

 

この二つ、実は常時募集のもの。

毎月募集しているため、一年に一度結果が出る通常の公募よりも、圧倒的にチャンスが多いのです。

このような、常時募集の公募に投稿し続ける理由のひとつとして「自分を覚えてもらいたい」という気持ちがあります。

営業などで、商品の前に自分を売り込む、ということに似ている感覚です。

審査員の方に「お、この名前見たことある」という印象を、つけ続けることが大切だと私は思っています。

もちろん、作品自体が正当に審査されているとは思いますが、「毎回投稿している人」と主催者側に認識されることは大いに意味があるという考えです。

さらに、出し続けることで自然と腕も上がり、その公募に愛着も湧いてきて、それが作品に反映され、いずれ入選する!と、私は信じています。

実はこの連載も、公募ガイド誌面の各コーナーに頻繁に投稿し、賞金獲得レースなどの企画に参加していたことがきっかけとなりました。

もし、私が公募に取り組んでいることを外に向けて全くアピールしなければ、存在さえ知られず「気ままに公募ママ」は始まらなかったでしょう。

まさか連載のお話をいただけるとは思っていませんでしたが、継続的に投稿をすることには必ず意味がある!と実感できた出来事です。

そういうこともあり「常時募集は毎回投稿する」ということが、私の基本のキなのです。