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入賞作品から学ぼう!「ロゴマーク」

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公募ガイドONLINEでは募集中のコンテスト情報だけでなく、結果発表についてもご紹介しています。入賞作品から学べることってたくさんありますよね。今回は「ロゴマーク」について分析してみました。作品づくりのポイントを探ります!

 

【1】パッと見て伝わる!

いきなりですがクイズです! 下の4つのイラストはあるロゴマークの一部です。何のロゴマークであるか、選択肢A~Dからそれぞれ選んで下さい。

A「第2次弥富市総合計画」

愛知県弥富市のまちづくりの指針

B「松阪新電力株式会社」

三重県松阪市にある地域新電力会社

C「2019レーザー級世界選手権大会」

鳥取県境港市で開催されるセーリング競技

D「『未来に伝える山形の宝』登録制度」

地域に残る文化財を保存、活用する取組みを登録、推進する制度

 

正解は、①がB「松阪新電力株式会社」、②がA「第2次弥富市総合計画」、③がD「『未来に伝える山形の宝』登録制度」、④がC「2019レーザー級世界選手権大会」でした。みなさん予想をするときに、「③は山の形だから山形を表しているのかな?」などロゴマークの雰囲気や特徴から推測されたかと思います。実はこれがポイントの1つ目です。ロゴマークを作成するときは、その対象となるもののイメージや雰囲気がパッと見て伝わるように、特徴や風物をデザインに取り入れることが大事です。

 

【2】シンプルで分かりやすい!

2つ目のポイントは「シンプル」です。どのロゴマークも細かなデザインではなく、シンプルな直線や曲線で表現されています。また色もシンプルで、使われているのは2~3色ほど。分かりやすく、印象に残りますね。

 

[全体のデザインと特徴]

松阪新電力株式会社のロゴマーク(作者:庄司義行さん)

松阪のイニシャル「m」をデザイン。鋭く力強く流れる電気をイメージし、カラーは伊勢湾の青色と松阪もめんがモチーフになっている。

 

 

第2次弥富市総合計画のロゴマーク(作者:飯尾務さん)

「YATOMI」の文字を使用し、これからの10年を印象付け、親しみやすい明るいデザイン。

 

 

「未来に伝える山形の宝」登録制度のロゴマーク(作者:野田悟史さん)

山形県の精神文化を象徴する山々と母なる最上川がモチーフになっている。星は地域に伝わる宝を表す。

 

 

2019レーザー級世界選手権大会のロゴマーク(作者:丸田杏さん)

セーリング(レーザー級の帆)、大山、美保湾の海を日本の文化である墨絵で表現。「鳥取境港」の部分は落款印をイメージ。

 

いかがでしたか? ぜひ、ロゴマーク作りの参考にしてみて下さいね。

 

松阪新電力株式会社のロゴマーク募集

https://www.koubo.co.jp/result/art/logo/038934.html

第2次弥富市総合計画 ロゴマーク募集

https://www.koubo.co.jp/result/art/logo/039035.html

「未来に伝える山形の宝」登録制度ロゴマークの募集

https://www.koubo.co.jp/result/art/logo/034107.html

2019レーザー級世界選手権大会ロゴマーク募集

https://www.koubo.co.jp/result/art/logo/037057.html