ざんねんな姿もネタになる!?カワイイだけじゃない動物川柳
さまざまなお題で川柳が楽しめる投稿サイト「まるせん」。現在、動物をテーマとした作品を募集しています。一緒に暮らすペットなど身近な動物をネタに考えるのも楽しいですが、本や図鑑にも面白い要素がありそうです。
今、注目を集めている児童書『ざんねんないきもの事典』シリーズは、言葉のとおり「なんでそうなる?」と思わずツッコミをいれたくなる姿や習性を紹介。本屋さんでは特設コーナーが設けられ、テレビでも取り上げられるなど話題になっています。『せつない動物図鑑』や『泣けるいきもの図鑑』など多数の関連本もあり、読んでみると「動物も大変なのだな…。」といろいろな想いを掻き立てられます。
動物の生態を調べると、人間社会とも通ずるところがあって面白い。
【ハダカデバネズミ】は、女王を中心とした群れで暮らしています。それぞれ役割分担が決まっており、サボっているところが見つかると攻撃されるため働き詰めに…。人間社会だったら長時間労働で病んでしまいそう。しかし、ハダカデバネズミはとっても長生き!なんでもガンにかかりにくいそうで羨ましい体質です。
【コウテイペンギン】のオスは60日間、飲まず食わずで卵を温めています。その間、メスはエサを求めて長い旅に出るのだとか。人間で言えば、専業主夫とバリバリ働く女性でしょうか。または育児休暇を取っているイクメンのようですね。母親だけが育児を担当するという古い考え方は、通用しません…。
メスがエサを獲るといえば、【ライオン】ですが、オスは群れを率いるため強さを求められます。しかし、縄張り争いに勝利しても群れのメスに気に入られなければひとりぼっちに…。女性のご機嫌取りは、どの世界でも大変です(笑)。
逆に「おーい、それで大丈夫??」と心配になるのは、エサの隠し場所を忘れちゃう鳥やリスたち。私たちにもよく似た行動がありますね。例えば、忘れないために書いた買い物リストをどこに置いたか忘れてしまう、覚えのない食べかけのアイスが冷凍庫から見つかるなど…。なんだか妙に親近感が沸いてしまいます。
厳しい状況下にあっても健気に生きる動物たち。そんな習性をネタに、思わず共感しちゃう動物川柳を作ってみませんか?
公募情報の詳細はこちら:
https://www.koubo.co.jp/contest/senryu/senryu/038336.html
みんな大好き!動物川柳コンテスト
(2017年11月25日〆切)