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ネットの海で物語る【第6回】狙うは情報の良いとこ取り! SNSで病まないための心構えとX活用方法 2/2

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ネットの海で物語る
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交流せずに情報を仕入れる
X活用術

小説関係の公募・コンテスト情報はXにたくさんポストされています。なかには出版社が公募で求めている具体的な作品像までポストされているケースもあります。知っていると知っていないでは大違いです。
SNSで交流はしたくないけど、情報はほしい……そんな方のために、Xで情報を仕入れる方法をご紹介します。フォロー0・フォロワー0のままOKです。

それは、リスト機能を使う方法です。
リスト機能を利用することで、特定のアカウントだけのツイートをタイムラインに表示させられます。ここで大事なのは、リストを非公開にしておくこと。非公開にしておかないと、リストに追加した場合に追加したアカウントに通知がいきます。

そして自分が欲しい情報を発信しているアカウントのリストを作っていきます。
蜂賀の場合は、欲しい情報の種類に分けてリストを作成しています。 内訳はこんな感じです。

小説投稿サイト関連のアカウント
出版社公式アカウント
各出版社が運営するメディア(著者インタビューなどが公開されたりする)、文学系メディア
自分が書いているジャンルに関わる編集者さん
自分が応募したいと思っている賞の歴代受賞者さんやそのレーベルから出版している作家さん(ときどき裏話が見られることがある。絶対に参考にする必要もないけれど、読み物として面白いし、当時のコンテストのテーマや編集部・選考の話を読めることがあります)

これらをまとめて目を通すと、公募に挑戦するときにちょっとだけ有利な状況を作れることがあります。自分好みにカスタマイズしてくださいね。Xで他者と交流をしなくても、情報は仕入れられるのです。

長々と語ってしまいました。SNSが好きな人も、苦手な人も、自分にとっていい形でSNSを創作に活かしてほしいと思います。次回は視点を変えて「創作活動をしている場合に受ける悪意」について、自分の経験も踏まえてお話します。

※次回は9/27(水)更新予定です。

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■profile
蜂賀三月 (はちが みつき)
小説家。ショートショート、児童書、YA小説をメインに執筆活動を行う。著書に『絶対通報システム~いじめ復讐ゲームのはじまり~』(スターツ出版)、 短編小説収録『5分後に奇跡のラスト』(河出書房新社)など。小説情報メディア 「WebNovelLabo」 を運営。

Amazonのアソシエイトとして、㈱公募ガイド社は適格販売により収入を得ています。