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公募でステップアップ! 短歌公募 〜初心者からOK編〜(2/2)

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川柳・俳句・短歌・詩
短歌
テーマ別公募

※掲載している情報は過去のものの場合があります。今年度の開催状況は、主催者サイトを随時ご確認ください。

緊張感満点。一生の記念に 歌会始の儀

天皇が年の始めに催す歌会=「歌会始」。歴史は鎌倉時代中期までさかのぼるそうです。天皇皇后両陛下の御前で、詠みあげられる詠進歌に選ばれた人は、宮中行事の歌会始に参加することができます。きっと忘れられない思い出になるはず。半紙に習字で書いて応募する点や、質問事項は宮内庁宛に郵送で問い合わせる点など注意する部分もありますが、全国から誰でも等しく応募可能です。

万葉集を編纂した人といえば? 大伴家持大賞

年号「令和」の由来になったことで注目を集めた、日本最古の歌集『万葉集』。その編者とされる大伴家持(おおとものやかもち)は、歴史の授業で習った覚えがある人も多いかもしれません。家持は現在の鳥取県鳥取市に役人として赴任しました。その家持ゆかりの地で開催される短歌公募。佐佐木幸綱さんや小島ゆかりさんなど、テレビや書籍でも活躍する歌人が選者です。

出だしが決まっていて詠みやすい 令和独楽吟 橘曙覧顕彰短歌コンクール

幕末に生きた橘曙覧(たちばなのあけみ)は「独楽吟」という短歌を詠んだ人。「たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時」など、「たのしみは〜とき」という部分を固定して、日々の喜びや発見を57577にしたものです。縁の地である福井では独楽吟部門と自由短歌部門を募集。短歌に挑戦したいけれど、どう書き出したらいいかわからない人は、まず独楽吟に挑戦を。

美と才能を持ち、自然や生命を詠んだ女性 原阿佐緒賞

宮城県大和町宮床出身の女性歌人・原阿佐緒を冠する短歌賞。与謝野晶子に師事し、その後、斎藤茂吉から指導を受けた人です。NHK連続テレビ小説「花子とアン」でも描かれた歌人・柳原白蓮とともに三閨秀歌人として、才能と美貌を兼ねそなえていました。短歌公募に挑戦すると、さまざまな土地や歌人のことを知る機会になりますね。 原阿佐緒賞には賞金10万円。

甘酸っぱい思い出から、現在進行形の恋まで 万葉の里短歌募集「あなたを想う恋のうた」

恋愛や慕情など、大切な人への想いを詠んだ「相聞歌」というジャンルに挑戦してみませんか? 今から1280年前、越前の国に流された夫・中臣朝臣宅守と、都で帰りを待つ妻・との狭野弟上娘子の間に交わされた63首の情熱的な短歌が万葉集に収録されていることから、福井県越前市で開かれる相聞歌の短歌コンクール。最優秀賞10万円を皮切りに、各賞の賞金も魅力的な公募です。ドキドキを詠もう!

応募したくなった公募はありましたか? 定番な公募以外にも短歌公募はぞくぞく増えていますので、「公募をさがす」から検索してみましょう。
慣れてきたら中級者以上編の公募もぜひ検討を!


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