春の文学賞シーズン到来 開催情報リマインド 純文学・エンタメ小説編 (2/2)
※掲載している情報は過去のものの場合があります。今年度の開催状況は、主催者サイトを随時ご確認ください。作家名につきましては敬称略とさせていただいています。
歴代受賞者は、憧れの作家ばかり 小説すばる新人賞
受賞作が出版確約される、ノンジャンルの賞。村山由佳、荻原浩など、本賞受賞者には現在大活躍中の作家が多く名を連ねていますよ。副賞は200万円で、規定枚数は400字詰原稿用紙で200~500枚。選考委員は朝井リョウ、五木寛之、北方謙三、辻村深月、宮部みゆき、村山由佳で、締切は3月31日です。
SF作品を応募するなら、ココだ! ハヤカワSFコンテスト
世界に通用する新たな才能の発掘を目的とした新人賞です。受賞作は、単行本・電子書籍で刊行され、さらに英語、中国語に翻訳され世界へ向けた配信も。副賞は100万円で、規定枚数は400字詰原稿用紙で100~800枚程度。選考委員は東浩紀、小川一水、神林長平、菅浩江、ほかで、締切は3月31日です。
文芸
第12回ハヤカワSFコンテスト
早川書房はつねにSFのジャンルをリードし、21世紀に入っても、伊藤計劃、円城塔、冲方丁、小川一水など新世代の作家を陸続と紹介し、高い評価を得てきました。いまやその活動は日本国内にとどまらず、日本SFの世界への紹介、さまざまなメディアミックス展開を「ハヤカワSF Project」として推し進めています。
そのプロジェクトの一環として、世界に通用する新たな才能の発掘と、その作品の全世界への発信を目的とした新人賞が「ハヤカワSFコンテスト」です。
中篇から長篇までを対象とし、長さにかかわらずもっとも優れた作品に大賞を与え、受賞作品は、日本国内では小社より単行本及び電子書籍で刊行するとともに、英語、中国語に翻訳し、世界へ向けた電子配信をします。
さらに、趣旨に賛同する企業の協力を得て、映画、ゲーム、アニメーションなど多角的なメディアミックス展開を目指します。
たくさんのご応募をお待ちしております。
2024年03月31日(日) 締切
賞牌、100万円
ハードボイルド小説の先駆者の名を冠した賞 大藪春彦新人賞
『野獣死すべし』など、大藪春彦はハードボイルドのジャンルにおいて数多くの名作を生み出しました。本賞が求めるのは冒険小説、ハードボイルド、サスペンス、ミステリーを根底とした作品です。副賞は100万円。規定枚数は400字詰原稿用紙で50~80枚で、選考委員は今野 敏、馳星周。締切は4月25日です。
文芸
第8回大藪春彦新人賞
次世代のエンターテインメント小説界をリードする、強い意気込みに満ちた新人の誕生を、熱望しています。
2024年04月25日(木) 締切
正賞(賞状)、および副賞100万円
歴史時代小説の登竜門はここ! オール讀物歴史時代小説新人賞
2021年から歴史時代小説の賞にリニューアル。以前のオール讀物新人賞からは藤沢周平、桜木紫乃を、一本化される前のオール讀物推理小説新人賞からは逢坂剛、宮部みゆきなど錚々たる作家が輩出している賞です。副賞は50万円で、規定枚数は400字詰原稿用紙で30~100枚。選考委員は安部龍太郎、門井慶喜、畠中恵。締切は6月20日です。
既存の賞では評価されない作品を! 日本ファンタジーノベル大賞
森見登美彦、西條奈加、鈴木光司など、気鋭の作家を世に送り出している文学賞。ファンタジーと言ってもライトノベルとは一線を画する堂々たる文学。副賞は300万円で、規定枚数は400字詰原稿用紙で300~500枚。選考委員は恩田陸、森見登美彦、ヤマザキマリで、応募期間は6月1日~30日です。
編集者が純粋に面白いと思う作品を求める ポプラ社小説新人賞
ポプラ社主催のエンタメ小説の新人賞。副賞は200万円で、過去には『食堂かたつむり』の小川糸、『ビオレタ』の寺地はるななど、児童書の版元らしい豊かで深く、ナイーブな小説の書き手を発掘している。選考は編集部が行い、作品に応じて部門賞を設ける場合もあり。規定枚数は400字詰原稿用紙で200~500枚。締切は6月30日です。
文芸
第13回ポプラ社小説新人賞
第13回ポプラ社小説新人賞 作品募集
あなたの〝面白い〟を届けてください。
ポプラ社小説新人賞は今年で第13回を迎えます。
前身のポプラ社小説大賞を含めると、『食堂かたつむり』の小川糸さん、『四十九日のレシピ』の伊吹有喜さん、『ビオレタ』の寺地はるなさん、『日乃出が走る』の中島久枝さん、『跡を消す』の前川ほまれさん、『ニキ』の夏木志朋さんなど、数々の人気作家の方々がデビューされてきました。
以前より続く、弊社の新人賞の特徴は、編集部にて審査を行うということです。
一人の読者として、純粋に〝面白い〟と思い、一人の編集者として、最高の一作をともに作り上げたい、と願う作品を選びます。
皆さんが誰かに届けたい〝面白さ〟が凝縮された作品を、編集部一同心よりお待ちしております。
2023年06月30日(金) 締切
記念品、副賞200万円
次回はミステリーなど、他カテゴリーの文学賞をご紹介します。
お楽しみに!