お金をもらいながら小説家を目指せる 椎葉村「秘境の文筆家」プロジェクト (2/2)
応募者の疑問を、「秘境の文筆家」担当者に質問してみた!
応募小説について
①ラノベ、二次創作、アダルト作品などは対象内でしょうか?
ライトノベルは全く問題ありません。どんどん応募して下さい。
アダルト作品ですが、これはどこからがという線引きが極めて難しいものです。一般文芸でも官能小説並に性的な描写が多い作品があるのも事実です。そのため結論としては応募可能ということになります。
一方、二次創作は不可です。趣味で楽しむ分には一向に構いませんが、プロの小説家を育成しようとする本趣旨にはそぐわないと考えます。
②応募作品は、500枚ぎりぎりまで書いた方が有利でしょうか?
500枚ぎりぎりまで書く必要もありません。また応募枚数の下限もないので、短編、掌編でも応募可能です。連作短編形式でも可能です。総合的に判断して可否を決めさせて頂きます。
地域おこしについて
③期間中は、椎葉村に関わる創作をした方がよいのでしょうか?
創作内容は椎葉村に限りません。
④「秘境の文筆家」終了後も、椎葉村に住み続けた方がいいですか?
もちろん定住することが望ましく地域おこし協力隊とはそのための制度ではありますが、期間後はもちろん、期間内の再移住を妨げるものではありません。作家として成長し、椎葉村と関わり続けてくれたらそれだけで成功と捉えています。
⑤参加者はどのような地域おこし活動をすることになりますか?
基本的には執筆が主な仕事ですが、秘境の文筆家という貴重な体験をされているので、そのことを村の子ども達に講話するなどしていただきたいです。ただしそうした執筆以外の地域おこし活動は、発生しても月に1日(7.5時間)以内と要項に定めています。
デビューについて
⑥商業出版に向けての支援はどのようなことをしてもらえますか。
編集者による月一度の指導、打ち合わせを行います。それが先月の執筆状況の報告の場にもなります。年に数度は今村先生も相談、指導に加わります。また臨時で他の編集者、作家からのアドバイスを受ける場を持つことも予定しております。
⑦出版レーベルなどは決まっていますか。
レーベルは未定です。運営が各出版社に打診していくことになります。作品の質、作風によって変わってくると思います。
⑧期間中制作した作品の著作権・利用権などはどうなりますか。
著作権は著者にあり、利用権に関しては商業出版が確定した際に出版社との協議に基づきます。
⑨期間中制作した作品を、公式HPやXなどで宣伝してもらうことはできますか。
ホンミライHP、SNSや椎葉村関連のHP、SNSなどで拡散します。
その他
⑩選考スケジュールを教えてください。
2024年4月~5月末ごろを選考期間として予定しています。
⑪自動車免許をこれから取るつもりの人は募集の対象内になりますか。
「原則」自動車運転免許を保持していることが応募要件となっているため、自動車運転免許がないからと応募が妨げられたり審査で不利になることはありません。
ただし椎葉村の土地柄に鑑みると、生活のために、または執筆取材等のために車を運転することもあると思われるので、自動車を運転できることが望ましいという回答になります。
⑫椎葉村図書館の魅力を教えてください。
椎葉村という山奥の特殊な土地のオリジナリティを存分に本で表現した、めぐるだけで思わぬ知的な出会いが生まれる図書館です。「秘境の文筆家」の執筆をサポートする、専属図書館のような存在となります。
今村翔吾先生より、応募者に向けてのメッセージ
公募ガイド社員。物語を書くと必ずバッドエンドになる。好きな武器はまきびしとクナイ。
出典: https://katerie.jp/2024/01/22/honmiraishiibavill/
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