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衝撃のウイグル潜入ルポが題材に!装丁の常識を覆す「超実践 装丁の学校」第2期が開幕

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報道発表
鈴木成一氏(プレスリリースより)

小学館が仕掛ける前代未聞の装丁ワークショップ「超実践 装丁の学校」が、いよいよ第2期をスタートさせる。今回の課題作は、中国・新疆ウイグル自治区への潜入取材という、作家にとっても「これまでで一番リスクある取材」となった西谷格氏のノンフィクション「一九八四+四〇 ウイグル潜入記」だ。

第1期では、横関大氏の新作『誘拐ジャパン』を題材に、ブックデザイナー・鈴木成一氏の指導のもと、実際の書籍装丁を競うコンペを開催。その結果、佐々木信博氏の作品が最優秀賞を受賞し、実際の装丁として採用された。横関氏は「得難い経験だった」と振り返り、読者の視点が作品構成にも影響を与えたことを明かしている。

12月20日から始まる第2期では、ノンフィクション作品を扱うことで、イラストだけでなく写真やタイポグラフィーにも焦点が当てられる予定だ。さらに、第3回(2025年1月30日)には、著名な装丁家・水戸部功氏がゲスト講師として参加することも決定。より深い知見が得られることが期待される。

本ワークショップは、来店参加だけでなくオンライン参加も可能。また、リピーター割引や学割など、参加しやすい料金体系も用意されている。装丁に興味がある人はもちろん、出版業界を目指す学生や、本づくりに関わる全ての人にとって、貴重な学びの場となりそうだ。

なお、第2期の課題作「一九八四+四〇 ウイグル潜入記」は、ウェブメディア「読書百景」で一部無料公開中。ワークショップの様子も同メディアで紹介される予定だ。装丁の世界に興味がある方は、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

「超実践 装丁の学校」は、単なるデザインコンペにとどまらず、作家、編集者、デザイナー、そして読者をつなぐ新しい本づくりの形を提示している。この革新的な試みが、日本の出版文化にどのような影響を与えるのか、今後の展開が注目される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002979.000013640.html