マティス展で感性が開花!赤ちゃんから高齢者まで、アートの力で心豊かに
ポーラ ミュージアム アネックスで開催された「マティス ― 色彩を奏でる」展が大盛況のうちに幕を閉じた。この展覧会は、20世紀を代表する画家アンリ・マティスの作品を無料で公開し、幅広い年齢層の来場者を魅了した。
展示会では、赤ちゃん連れや高齢者を対象にした特別な鑑賞プログラムが実施された。赤ちゃん鑑賞会では、親子で作品を眺めながら対話する姿が見られ、家族の絆を深める機会となった。一方、高齢者向けの対話型鑑賞会では、認知症の方も含めて活発な意見交換が行われ、参加者の表現力が豊かになっていく様子が印象的だった。
若年層向けには、Timeleszの松島聡さんをナビゲーターに迎えた音声ガイドを初導入。アートに馴染みのない方々も気軽に楽しめる工夫が施された。また、近隣の保育園児を招いたワークショップでは、子どもたちがマティスの切り絵技法を体験し、創造性を存分に発揮した。
ポーラ・オルビスホールディングスは、この展覧会を通じて「文化・芸術・デザイン」をサステナビリティ活動の軸とする姿勢を明確に示した。アートを通じて感受性を刺激し、QOL向上や社会課題の解決につなげる取り組みは、多くの来場者の心に響いたようだ。
展覧会の成功は、アートが持つ力強さと、それを多様な層に届けようとする主催者の工夫が融合した結果と言える。今後も、ポーラ ミュージアム アネックスでは、誰もが楽しめるアート体験を提供し続けることで、持続可能な社会の実現に貢献していくという。
アートを通じて人々の感性を刺激し、心豊かな生活を提供するこの取り組みは、現代社会に新たな価値をもたらす可能性を秘めている。マティス展の成功は、アートが持つ普遍的な魅力と、それを活かした社会貢献の可能性を改めて示す機会となった。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000069355.html