日常が美術館に!障がい者アートのハンカチで暮らしを彩る「日常美術館」がフェリシモから登場
フェリシモが展開するチャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト(C.C.P)から、障がいのある作家たちのアート作品を日常的に楽しめる新商品「日常美術館」が登場した。この商品は、チャレンジド作家6名の個性豊かな作品をプリントしたハンカチと、それを飾るための額縁、さらに各作品のタイトルプレートがセットになっている。
「日常美術館」の特徴は、単なるハンカチではなく、アートピースとしても楽しめる点だ。額縁に入れて飾ることで、まるで自宅が小さな美術館のような空間に変わる。また、日常的に使用することで、生活の中にアートを取り入れることができる。
さらに、各作品には二次元コードが付いており、スマートフォンなどで読み取ると、作家の制作過程を動画で見ることができる。世界ゆるアート協会の澤田智洋氏による作品解説も付いており、より深く作品を理解し、楽しむことができる。
参加しているチャレンジド作家たちの作風は実に多様だ。例えば、小原和真氏は原色を使いリズミカルに、加藤真心氏は小指を使って繊細に、島田健司氏は迷いなく潔く、仁井将貴氏は伸び伸びと、柳田烈伸氏は不随意運動を活かしながら繊細に、山田恵子氏は鮮やかで生命力あふれる作品を生み出している。
「日常美術館」は7回予約商品となっており、1ヶ月目に額縁、2ヶ月目以降にハンカチとタイトルプレートが届く。価格は月1個1,600円(税込1,730円)で、7回の総支払額は11,200円(税込12,110円)となる。なお、価格の一部300円は「UNICOLART基金」として、チャレンジドアートの普及や支援に使用される。
フェリシモのこの取り組みは、障がいのある人たちの個性や能力を活かし、アートを通じて社会とつながる機会を創出している。「日常美術館」は、日常生活にアートの彩りを加えるだけでなく、多様性を尊重し、誰もがボーダーレスにつながる社会の実現を目指す一歩となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003782.000012759.html