横須賀市のアーティスト村「HIRAKU」に新たな才能が参入！美術作家・鈴木晴絵氏が地域再生の担い手に

2024/12/25

横須賀市の田浦泉町で展開されている「HIRAKU（アーティスト村）」に、新たな芸術家が加わることが決定した。美術作家の鈴木晴絵氏が、5人目のアーティストとして選ばれ、地域コミュニティの再生に向けた創作活動を行うことになる。

HIRAKUは、横須賀市が推進する谷戸地域再生推進事業の一環として、市営温泉谷戸住宅跡地を活用したプロジェクトだ。芸術を通じて個性豊かな地域コミュニティづくりを目指しており、アーティストたちが実際に現地に居住しながら活動を行っている。

今回の新メンバー募集は、既存メンバーの山本愛子氏の転居に伴うもので、8名の応募者の中から鈴木氏が選出された。鈴木氏は今後、HIRAKUに居住しながら、自身の創作活動を通じて地域の活性化に貢献していく予定だ。

鈴木氏の活動拠点となるHIRAKUは、田浦泉町28番地に位置している。早速、来たる令和6年12月14日に開催される「HIRAKU冬のおまつり」にて、鈴木氏によるワークショップが実施される予定だ。その後、令和7年1月頃に正式に入居し、本格的な創作活動を開始する見込みとなっている。

横須賀市のこの取り組みは、アートの力を活用した地域再生の新しいモデルケースとして注目を集めている。HIRAKUを拠点に活動するアーティストたちの創造性が、どのように地域コミュニティに新たな息吹をもたらすのか、今後の展開が期待される。

芸術と地域再生の融合を目指すHIRAKUの取り組みは、他の自治体にとっても参考になる事例となりそうだ。鈴木氏の加入により、さらに多様性を増すHIRAKUの活動に、地域住民はもちろん、アート関係者からも熱い視線が注がれている。