プロレスラーが描く芸術の世界!テクラ・カイシャウリ個展「FRACTURED」が原宿で開催
原宿の街に、アートとプロレスが融合する異色の個展が登場する。2025年1月2日から13日まで、tHE GALLERY HARAJUKUにて、オーストリア出身のアーティストでありプロレスラーでもあるテクラ・カイシャウリによる個展「FRACTURED」が開催される。
テクラ・カイシャウリは、ウィーン応用美術大学を卒業後、2020年に東京に拠点を移し、プロレスラーとしてキャリアをスタートさせた。2022年1月からは女子プロレス団体STARDOMに参戦し、トップスターの仲間入りを果たしている。彼女は「リングは自分にとってのキャンバス。そこにワイルドな絵を描く」と語り、リング上での戦いをアート作品として捉えている。
今回の個展では、新作キャンバス作品やテクラ自身がデザインしたコスチュームなどが展示・販売される。キュレーターの米原康正氏は、「フィジカルなアートを使った自己表現は、ギャラリーをリングに変え、『彼女の持つ思想や哲学』という大技を僕らの感性に仕掛けてくる」と評している。
展示会場となるtHE GALLERY HARAJUKUは、新しいアーティストの発掘や育成をライフワークとする「よねちゃん」によって設立された。昔ながらの原宿の雰囲気を残す「とんちゃん通り」に位置し、新しい才能とアートに触れる人々が出会う場を提供している。
オープニングレセプションは1月2日18時から20時まで開催される。年始の開廊時間は日によって異なるため、詳細はギャラリーのウェブサイトで確認することをおすすめする。アートとプロレスの融合という斬新な試みに、多くの来場者が期待を寄せている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000151782.html