京都で開催!グラフィックデザイナー南琢也の展覧会が熱い!アーティストとの対話から生まれた"熱を秘めた静謐"な作品群
京都の芸術シーンに新たな風が吹き込む。2025年1月23日から4月2日まで、京都dddギャラリーにて「南琢也 | Takuya Minami w/」展が開催される。この展覧会は、グラフィックデザイナーであり、アーティストでもある南琢也氏の作品世界を紹介する貴重な機会だ。
南氏は、メディアアーティストグループ「ダムタイプ」のメンバーとして知られる。本展では、ダムタイプの活動を通じて交流が始まった著名アーティストたちとのコラボレーション作品が展示される。池田亮司氏、坂本龍一氏、高谷史郎氏など、日本を代表するアーティストたちとの対話から生まれた作品群は、南氏自身が厳選したものだ。
展示される作品の特徴は、"熱を秘めた静謐"さにある。南氏は、アーティストたちの意思に寄り添い、その精神性を巧みに表現している。グラフィックデザインを通じて、作品の核となる哲学や精神性を的確に伝える南氏の手腕は、高く評価されている。
高谷史郎氏は南氏との30年以上にわたる協働について、「代え難い存在」と評している。1980年代中頃に出会って以来、ダムタイプの作品や高谷氏の個人作品のグラフィックデザインを手がけてきた南氏。その仕事は広報ツールにとどまらず、作品自体の重要な要素としても大きく貢献しているという。
また、南氏はサウンドアーティスト/DJとしても活動しており、ダムタイプや高谷氏のパフォーマンスに楽曲を提供するなど、多彩な才能を発揮している。坂本龍一氏の最後の作品『12』や『Opus』のデザインも手がけており、その活動範囲の広さには目を見張るものがある。
入場無料で開催される本展は、現代アートとグラフィックデザインの融合点を探る貴重な機会となるだろう。オープニングパーティーは1月23日17:30から19:00まで開催される。アート愛好家はもちろん、デザインに興味がある人にとっても、見逃せない展覧会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000747.000069194.html