六甲山が100日間のアートの楽園に!「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」開催決定
神戸の象徴である六甲山が、現代アートの祭典で彩られる。六甲山観光株式会社は、「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」の開催を発表した。2025年8月23日から11月30日までの100日間、六甲山上の各施設を舞台に繰り広げられるこのイベントは、自然とアートの融合を楽しめる稀有な機会となりそうだ。
会場となるのは、ROKKO森の音ミュージアムや六甲高山植物園、六甲ガーデンテラスエリアなど。六甲山の雄大な自然を背景に、現代アートの作品が点在する様子は、まさに「山上の美術館」と呼ぶにふさわしい光景となるだろう。
注目すべきは、今回のビジュアルを手がけたアーティスト、中村萌だ。1988年東京生まれの中村は、楠の丸太から独特の造形を彫り出し、油絵具で彩色するという独自の技法で知られる。その作品は、ダイナミックさと上品さを併せ持ち、観る人の記憶を刺激し、国籍を問わず多くの人々を魅了している。
さらに、第1弾として発表された参加アーティストには、北川太郎、佐藤圭一、さとうりさ、さわひらきなど、日本の現代アートシーンを代表する面々が名を連ねている。彼らがどのような作品を六甲山上に展開するのか、今から期待が高まる。
六甲山観光株式会社と阪神電気鉄道株式会社が主催するこのイベントは、単なるアート展示にとどまらない。六甲山の各施設の魅力も同時に楽しめるという。自然、アート、そして都市の文化が交差する、まさに「beyond」な体験が待っているのだ。
アーティストの詳細や具体的な展示内容については、今後順次発表される予定だ。神戸の夏から秋にかけて、六甲山が芸術の聖地と化す100日間。この機会を逃さず、自然とアートが織りなす特別な空間を体験してみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003178.000005180.html