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日本一長い路線バスを追う!テレビ大阪ドキュメンタリーが最優秀新人賞を受賞

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作文・エッセイ
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報道発表
©テレビ大阪(プレスリリースより)

テレビ大阪の「ドキュメンタリー7」シリーズで放送された『人と街を繋ぐ 日本一長い路線バス』が、第12回ATP上方番組大賞で最優秀新人賞を受賞した。企画・演出を担当した大倉彬義氏(制作会社・ダイメディア)の功績が評価され、この栄誉ある賞に輝いたのだ。

本作品は、奈良県橿原市から和歌山県新宮市まで紀伊山地を縦断する「八木新宮特急バス」に密着したドキュメンタリー。全長169.9キロを6時間半かけて走り抜けるこの路線は、日本一長い路線バスとして知られている。24年間運転を続ける間野泰博さんや乗客たちの人間ドラマを通じて、地域の足として重要な役割を果たすバスの存在意義に迫る。

大倉氏は受賞コメントで、「普段テレビをあまり見ない若い世代に評価してもらえたことが、何よりも嬉しかった」と喜びを語った。また、「日本一長い路線バス」の魅力や地域の足としてのバスの存続について、多くの人に考えてもらえることへの期待も示した。

この番組は当初、テレビ大阪の「やさしいニュース」内の特集として取材されたものだったが、「ドキュメンタリー7」での放送を経て、今回の受賞に至った。大倉氏は「これほどマンパワーが求められる現場は無い」と語り、取材から編集まで指導してくれた報道部の皆さんへの感謝の意を表した。

ATP上方番組大賞は、関西の製作者たちのモチベーション向上と、制作者が夢と誇りを持てる場の提供を目的として2013年度に創設された。今回の受賞は、地域に根ざしたドキュメンタリー制作の重要性を改めて示すものとなった。

なお、この受賞を記念して、『人と街を繋ぐ 日本一長い路線バス』は3月17日(月)深夜25時より再放送される。地域の暮らしを支える路線バスの姿と、そこに関わる人々の思いを描いた本作品を、ぜひ見逃さないでほしい。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002022.000020945.html