公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

装丁の魔術師たちが魅せる60冊の世界!大阪で「BOOKS 水戸部 功×名久井直子」展が開催中

タグ
デザイン
チラシ・表紙・ポスターデザイン
報道発表
「BOOKS 水戸部 功×名久井直子」大阪巡回展(プレスリリースより)

書籍の顔とも言える装丁。その世界の第一線で活躍する水戸部功氏と名久井直子氏による展覧会「BOOKS 水戸部 功×名久井直子」が、大阪・淀屋橋見本帖にて開催中だ。2025年4月11日から6月8日までの期間、二人の装丁デザイナーが手掛けた60冊の書籍が一堂に会する。

本展は、東京での開催に続く大阪巡回展。水戸部氏と名久井氏は、ともに20年以上にわたって装丁の分野で活躍を続けてきた。今回の展示では、それぞれが自選した30冊ずつ、計60冊の作品を通じて、その素材・造本・デザインの魅力に迫る。

二人のデザインアプローチは対照的だ。水戸部氏は無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインが特徴。一方の名久井氏は、素材と加工を巧みに駆使した装丁で知られる。この対比が、現代の装丁デザインの多様性と可能性を浮き彫りにしている。

会場では、実際に手に取って触れられる書籍コーナーも用意されており、装丁の質感を直接体験できる。また、貴重な書籍も間近で観察可能だ。さらに、アンケートに答えた来場者には、水戸部氏と名久井氏が好んで使用するファインペーパー20種類をまとめた特別ミニサンプルがプレゼントされる。

本展の図録『BOOKS 水戸部 功×名久井直子』も販売中。展示されている60冊の装丁情報が詳細に掲載されており、装丁ファンには見逃せない一冊となっている。

装丁デザインの最前線を体感できるこの展覧会。書籍愛好家はもちろん、デザインや印刷に興味がある人にとっても、刺激的な体験となるだろう。入場無料で、会期中無休。大阪・淀屋橋の街に足を運び、装丁の魔術師たちが織りなす美の世界に浸ってみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000085255.html