父親の視点で描く新時代の育児小説!滝口悠生『たのしい保育園』が話題沸騰中


河出書房新社から2025年4月28日に発売される滝口悠生の最新作『たのしい保育園』が、子育て世代を中心に大きな反響を呼んでいる。本作は、「緑色」「恐竜」「ロッテの高沢」「音楽」「連絡」「名前」の6篇からなる連作短編集で、季刊文芸誌「文藝」での連載時から注目を集めてきた。
滝口悠生は、野間文芸新人賞や芥川龍之介賞など、数々の文学賞を受賞してきた実力派作家。今回の『たのしい保育園』では、父親の視点から子育ての日常を描き、その圧倒的な解像度と繊細な表現力で読者を魅了している。
本作の特徴は、子育ての「あるある」を超えた、深い洞察と温かな眼差しにある。毎日繰り返される日常の中で、刻一刻と変化していく子どもとの時間と記憶を丁寧に紡ぎ出す。そのため、子育て中の読者はもちろん、自身の幼少期を思い出す読者からも共感の声が寄せられている。
イラストレーターのヨシタケシンスケ氏は「育児を愛情深く、かつ冷静に、緻密に、記録する。やりたくても誰もできなかった偉業が、ここにある」と絶賛。また、歌人の東直子氏も「子どもたちへの純粋な敬意が込められ、見守る人々の自然な思いやりが端々に感じられる」とコメントしている。
書店員からも「かけがえのない一瞬一瞬のきらめきが詰め込まれた一冊」「生きるよろこびが詰まった一冊」など、高い評価を得ている。新しい「父」小説として、従来の育児小説とは一線を画す作品として注目を集めている。
『たのしい保育園』は、上製224ページ、定価2,200円(税込)。電子書籍版も同日発売予定だ。子育ての喜びや苦労、そして家族の絆を深く考えさせられる一冊として、幅広い読者層からの支持が期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000937.000012754.html