片岡義男が紡ぐ50年の軌跡!「道」をテーマにした珠玉のエッセイ集が登場
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日本を代表する作家、片岡義男の新たな著書が読者の心を捉えている。JAFメディアワークスから2025年7月に発売予定の『あの道がそう言った 片岡義男ロード・エッセイ、50年の軌跡』は、「道」をテーマにした初のエッセイ集として注目を集めている。
本書は、JAFの機関誌『JAF Mate』での連載を含む12作品に加え、片岡氏の50年にわたる執筆活動から厳選された「道」にまつわる作品を収録。全61話からなるこの珠玉のエッセイ集は、片岡義男の世界観を存分に堪能できる一冊となっている。
片岡義男といえば、オートバイ小説の第一人者として知られるが、その創作活動はサーフィン、アメリカン・カルチャー、グッズ、語学、政治など多岐にわたる。特に80年代の若者に多大な影響を与えた彼の作品は、時代を超えて色褪せることなく、今なお多くの読者を魅了し続けている。
本書では、若き日の東京を追想する「追憶の地図の上を歩く」や、北米大陸を自動車で駆け抜ける「USハイウェイ」、オートバイ乗りの特別な世界観を綴った「オートバイ・ライダー」など、様々な視点から「道」を描いている。さらに、『幸せは白いTシャツ』『湾岸道路』といった名作の誕生秘話を語る「片岡義男の回顧録」も収録されており、ファンにとっては見逃せない内容となっている。
本書の魅力は、単なる旅行記や道路の描写にとどまらない点にある。車、オートバイ、徒歩など、それぞれの移動手段でしか味わえない旅の醍醐味を、片岡氏独特の冷静かつ鋭い視点で描き出している。80年代にアメリカやオートバイの魅力を片岡義男を通じて知った世代はもちろん、初めて彼の作品に触れる若い読者にとっても、新たな旅の魅力を発見できる一冊となっているだろう。
『あの道がそう言った 片岡義男ロード・エッセイ、50年の軌跡』は、定価1,980円(税込)。四六判、280ページの本書は、まさに片岡義男の50年の軌跡を凝縮した、珠玉の一冊と言えるだろう。道を愛する人、旅を愛する人、そして文学を愛する人、すべての読者に贈る、心に残る作品集となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000124418.html