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奈良県立美術館が夏休みに贈る!親子で楽しむ「わたしたちのびじゅつかん」展、対話型鑑賞やアート夏祭りで美術館デビュー

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報道発表
絹谷浩二 《チェスキー二氏の肖像》 1986年 当館蔵 撮影:木奥恵三(プレスリリースより)

奈良県立美術館が2025年7月19日から8月24日まで、夏休み特別展「わたしたちのびじゅつかん ~きて・みて・はなして・たいけんする美術展」を開催する。この展覧会は、美術館を身近に感じてもらい、みんなの居場所となることを目指す意欲的な試みだ。

本展の最大の特徴は、対話型鑑賞を体験できる点にある。1980年代にニューヨーク近代美術館で開発されたこの鑑賞法は、専門家の一方的な解説ではなく、鑑賞者同士の対話を通じて作品を味わうものだ。家族や友人と一緒に作品について語り合うことで、新たな発見や感動が生まれるかもしれない。

また、会期中には「アート夏祭り」と銘打ったイベントも開催される。8月2日と3日に行われるこの催しでは、手軽で楽しいワークショップが美術館内に大集合。子どもから大人まで、誰もが気軽にアート体験を楽しめる。涼しい館内で創作活動に没頭すれば、夏休みの思い出づくりにぴったりだ。

さらに、本展では若い才能の発掘にも力を入れている。大阪芸術大学芸術学部アートサイエンス学科との連携展示や、奈良市中学校美術部の「アートの甲子園」出品作品展など、次世代アーティストの作品も鑑賞できる。

入場料は一般400円、大学生250円。小・中・高校生および18歳未満は無料で、65歳以上は平日無料となっている。近鉄奈良駅から徒歩5分という好立地も、気軽に足を運べるポイントだ。

美術館デビューにぴったりの本展。夏休みの思い出づくりに、家族や友人と一緒に「わたしたちのびじゅつかん」を訪れてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000249.000142065.html