「ご当地フォント」2026年度新チーム募集!障がい者とデザイナーの共創で地域を彩る
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全国22地区に広がる「ご当地フォント」プロジェクトが、2026年度の新チーム募集を開始する。このユニークな取り組みは、障がい者支援事業所とデザイナーが協力して、地域の特色を活かしたフォントやパターンを制作するもので、社会的インクルージョンと創造性の融合を目指している。
一般社団法人シブヤフォントが主催するこのプロジェクトは、障がいのある人々の創作活動を支援し、その作品をデジタルフォントやパターンとして世界に発信している。現在、957種類ものデザインが公開されており、企業や個人が無料で使用できるフォントと、有料のパターンデータを提供している。
2026年度の新チーム募集に関する詳細は、2026年3月頃に公式ウェブサイトで発表される予定だ。応募要件として、障がい者支援事業所とデザイナーのチーム編成が必須となっており、Adobe IllustratorやPhotoshopでのグラフィック制作スキルも求められる。
参加のメリットとして、障がいのある人々にとっては自身の可能性の発見や収入増加の機会となり、支援事業所にはデータ利用料による収入や製品開発のヒントが得られる。デザイナーは福祉分野での新たな経験や、地域とのつながりを築くことができる。
「ご当地フォント」は単なるデザインプロジェクトにとどまらず、共生社会実現に向けた取り組みとしても注目を集めている。プロジェクトに関わる4,636名の声をまとめた電子書籍も無料で公開されており、その社会的影響力の大きさがうかがえる。
興味のある方は、2025年8月7日に開催されるオンライン講演「あなたの街の「ご当地フォント」の作り方」に参加するのもよいだろう。プロジェクトの詳細や参加方法について学ぶことができる。
地域の魅力を発信し、障がいのある人々の才能を活かす「ご当地フォント」。2026年度の新チーム募集を通じて、さらなる広がりと深化が期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000097163.html