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才能開花の舞台、KAIKA TOKYO AWARDがメセナ認定!アートとホテルの融合で新たな文化発信へ

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報道発表
photo by Takumi Ota(プレスリリースより)

東京浅草で注目を集めるアートストレージとホテルの融合施設「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」が主催する「KAIKA TOKYO AWARD」が、芸術文化支援による社会貢献の取り組みとして高く評価され、「This is MECENAT 2025」に認定された。この認定は、公益社団法人企業メセナ協議会が主催する制度で、芸術文化支援活動の社会的意義を示すものだ。

「KAIKA TOKYO AWARD」は、2020年から2年に1度開催されている新進アーティストの発掘を目的としたアートアワードだ。入選作品は約2年間、KAIKA東京館内に収蔵・展示される。これにより、国内外からの宿泊客やカフェ利用者に作品が鑑賞される機会が生まれ、アーティストの認知度向上に大きく貢献している。

このアワードの特徴は、単なる展示にとどまらない点にある。入選作品は収蔵期間中でも、美術館や芸術祭、アートフェアへの出展や販売が可能だ。これにより、アーティストは柔軟に作品を活用でき、キャリア形成の支援にもつながっている。また、元倉庫を活用した空間的特徴を生かし、大型作品の収蔵展示にも対応可能だ。

過去3回の開催で、全国から813作品の応募があり、47名の作品が入選。絵画、陶芸、彫刻など多岐にわたるジャンルの作品が展示されてきた。審査には、美術評論家の秋元雄史氏をはじめ、各回で著名なアーティストやキュレーターが参加し、厳正な選考が行われている。

「KAIKA TOKYO AWARD」は2025年度も開催予定で、12月頃から応募受付を開始する予定だ。アートと宿泊施設の融合という新しい形態で、才能ある若手アーティストの発掘と支援を続ける本アワードの今後の展開に、アート界からの期待が高まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000221.000008644.html