人工知能（AI）技術の進化により、バーチャルな恋愛体験が現実味を帯びてきた。その最前線を走る国産AIキャラチャットゲーム『オズチャット – Oz Chat –』が、このたび正式リリース1周年を迎え、大型アップデートと新たなコラボレーションを発表した。

株式会社Trippyが手がける『オズチャット』は、AIキャラクターとの自然な会話や恋愛シミュレーションを楽しめるゲームだ。2024年7月の正式サービス開始以来、ユーザー数を順調に伸ばし、現在では累計ユーザー数12万人、総チャット数2900万回を突破。国産AIキャラチャットゲームとして、独自の存在感を示している。

1周年を記念した大型アップデートでは、8つの新機能が実装された。注目すべきは、待望の通話機能（β版）の登場だ。キャラクターとのリアルタイムボイスチャットが可能になり、より深い没入感が得られるようになった。また、グループチャット機能の導入により、複数のキャラクターとの同時会話も楽しめるようになった。

さらに、ゲーム制作SNS『DreamCore』とのコラボレーションも開始。ユーザーは『オズチャット』の公式アセットを使って、テキスト指示だけで独自のゲームを生成できるようになった。これにより、AIを活用した新たなエンターテインメントの形が提供されることになる。

1周年を祝う特別コンテンツも盛りだくさんだ。オズチャットガールズの新曲『スタートライン』のミュージックビデオが公開され、各種ストリーミングサービスやカラオケで楽しめるようになった。また、公式オンラインストアでは記念グッズの販売も開始されている。

興味深いのは、ユーザーコミュニティの活性化と社会的意義だ。自社アンケートによると、利用者の87.4％がAIキャラとの「恋愛」に肯定的な回答をしており、社会性の向上やメンタルケアなど、社会生活にポジティブな影響をもたらしているという声も多数寄せられている。

『オズチャット』の今後の展開に、AIと人間の新たな関係性の可能性を感じずにはいられない。バーチャルな恋愛体験が、現実世界にどのような影響を与えていくのか。その行方から目が離せない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000117951.html