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ダガー賞受賞作家が語る「大人の悩み」!王谷晶のエッセイ集が緊急重版、40代の共感を呼ぶ

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報道発表
王谷晶『40歳だけど大人になりたい』(平凡社)(プレスリリースより)

ミステリー文学界の最高峰、ダガー賞翻訳部門で日本人初の快挙を成し遂げた王谷晶さん。その受賞を機に、彼女のエッセイ集『40歳だけど大人になりたい』(平凡社)が緊急重版されることが決定した。本書は、40代を迎えた著者の率直な疑問から始まる、大人の悩みに真正面から向き合ったエッセイ集だ。

「老いと大人」「お金と大人」「リレーションシップと大人」など、誰もが直面する避けられないテーマを、王谷さん特有のユーモアと切実さで綴っている。特に同世代からの共感を呼び、新聞各紙の書評欄でも高い評価を得ている。

王谷さんは、ダガー賞授賞式で「バイオレンスフィクションの愛好家ほど、現実世界の平和を願い行動しなければいけない」と語り、話題を呼んだ。本書には、彼女の幼少期からの物語への愛着と葛藤を描いた「フィクションと大人」というエッセイも収録されている。

産経新聞は「エスプリの効いた文章で紡がれる作者のぼやきへのあまりの共感に安心し、勇気をもらえる一冊」と評し、西日本新聞は「軽妙なタッチのエッセー集」と称賛している。

王谷晶さんは1981年東京都生まれ。『ババヤガの夜』『君の六月は凍る』などの小説作品で知られる一方、エッセイストとしても高い評価を得ている。本書は、彼女の人柄に触れられる貴重な一冊となっている。

『40歳だけど大人になりたい』は、全4章構成で「どうやって年をとればいいんだろう」「変わりたいと思っちゃいるけど」「ひとりで生きる、誰かと生きる?」「そして人生はつづく」というテーマで展開される。日々の悩みや疑問を、王谷さんならではの視点で掘り下げている。

本書は、ソフトカバー184ページ、税込1870円で平凡社から発売中。電子版も用意されているので、気軽に手に取りやすい。40代はもちろん、あらゆる年代の「大人」たちに、共感と勇気を与えてくれる一冊となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000042563.html