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大阪から世界へ!サイエンスとアートが融合した未来志向の芸術祭、グランプリ決定

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報道発表
プレスリリースより

大阪の街が、最先端のアートとサイエンスの融合で熱く盛り上がっている。ロート製薬株式会社が支援する「Study:サイエンス・アートアワード」で、未来を創造するアーティストたちの頂点が決定した。64の応募作品から選ばれたファイナリスト5組の中から、グランプリと各賞が発表され、アートとテクノロジーの新たな可能性が示された。

グランプリとEU賞のダブル受賞に輝いたのは角田優氏。彼の作品は、目に見えない「熱」という現象を可視化するという、斬新なアプローチで審査員を魅了した。角田氏は「200年前までは熱が"エネルギー"ではなく"物質"と考えられていた歴史がある」と語り、彫刻出身の自身ならではの視点で、物理現象の新たな表現方法を追求している。

一方、ロート製薬特別賞を受賞したのは森公一氏と真下武久氏のコンビ。彼らは「呼吸」をテーマに、20年以上にわたって作品を制作してきた。最新作では、パーキンソン病患者のリハビリテーションにも応用できる可能性を秘めており、アートと医療の融合という新たな領域を切り開いている。

このアワードは、2025年に開催される大阪・関西万博と同時期に行われる「Study:大阪関西国際芸術祭」の一環として実施される予定である。芸術祭は「アート×ヒト×社会の関係をStudyする」をコンセプトに掲げ、文化芸術による経済活性化や社会課題の可視化を目指している。

会場は大阪・関西の象徴的な場所で展開され、安藤忠雄氏設計の大阪文化館・天保山や黒川紀章氏設計の大阪府立国際会議場など、建築的にも注目度の高い場所が選ばれている。158カ国が参加し、2,820万人の来場者が見込まれるこの芸術祭は、関西発の文化芸術を世界に向けて発信する絶好の機会となりそうだ。

ロート製薬株式会社は「人を、社会を、明日の世界を元気にする」をパーパスとし、この革新的な取り組みを支援。アートとサイエンスの融合が、社会課題の解決や新たな価値創造にどのようにつながっていくのか、今後の展開が楽しみだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000465.000044879.html