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京都精華大学マンガ学部が進化!2026年度から専門性を極める新カリキュラムを導入

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報道発表
プレスリリースより

マンガ教育のパイオニアとして知られる京都精華大学が、2026年度からマンガ学部のカリキュラムを大幅に拡充する。この改革により、学生たちはより専門的な知識とスキルを身につけることが可能になる。

新カリキュラムでは、ストーリーマンガ、新世代マンガ、キャラクターデザイン、アニメーションの4つの専門領域に焦点を当てる。特筆すべきは、現代のデジタル時代に即した科目の充実だ。例えば、「ウェブトゥーン論」では、スマートフォン時代に急成長したデジタルマンガの理論と構成を学ぶことができる。

また、「BL論」や「BLマンガ実習」といった、現代のマンガ市場で重要な位置を占めるジャンルに特化した授業も新設される。これらの科目では、作品制作だけでなく、ジェンダーやセクシュアリティに関する理論的な学びも深められる。

キャラクターデザイン学科では、デジタルイラストの技法やクリーチャーデザイン、3Dモデリングなど、現代のエンターテインメント産業で求められるスキルを習得できる科目が用意されている。

京都精華大学マンガ学部長は「この新カリキュラムにより、学生たちは変化の激しいマンガ業界で活躍するために必要な最新の知識とスキルを身につけることができます」とコメントしている。

さらに、京都国際マンガミュージアムとの連携により、約30万点のマンガ関連資料を活用した研究も可能だ。これにより、学生たちは理論と実践の両面からマンガを学ぶことができる。

1973年にマンガ教育をスタートさせ、2006年に日本初のマンガ学部を設立した京都精華大学。今回のカリキュラム改革により、マンガ教育のさらなる進化が期待される。マンガ好きの高校生や、プロのマンガ家を目指す若者たちにとって、魅力的な選択肢となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000187.000011014.html